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三ツ子山(926m)

長野 2013.10.02 単独 マイカー 四等三角点
コース 高井富士スキー場ゲレンデ下部(6.20)---三角点ピーク(7.05-7.15)---二つ目のピーク(7.40-7.45)---下山(8.20)

三ツ子山の西斜面は、旧木島平村の高井富士スキー場である。地図に登山道が載っていないので、スキーゲレンデを登ることにする。

三ツ子山山頂へ向かって3本のリフトがある。地図を見ると三角点はいちばん右寄りリフト(第2ペアリフト)終点付近にある。
第2ペアリフトに沿って登って行く。しばらくはきれいに刈り払いされた斜面、歩き良かったが途中から背の高い草が繁ってきて結構大変。いったん左手の樹林帯へ入ってみたが、こっちも藪っぽくて歩きにくい。またゲレンデに出る。草を分けるようにして登って行く。リフトが目印になるから迷ったりする心配はない。草に含まれた朝露で全身びしょ濡れ状態。それに汗も交じって濡れ鼠だ。

背丈を超す草や低灌木をかき分けて所要50分、リフト終点へ到着。ここが三つのピークの一つだ。
少し雲はあるが東方には北志賀の竜王山や志賀高原の山々がくっきりと見える。展望をカメラに収め、しばらくの休憩。四等三角点がこの付近にあるはずだが、顕著なピークでないために、どこを探していいかわからない。少し探してみたが見つけられなかった。

少し下って登り返した先がもう一つのピーク。目と鼻の先だが、ここからはスキーゲレンデではない。背丈以上の草と灌木の中を行くことになる。
思った以上に藪がうるさい。30分近くを要して二つ目のピークへ到達。北方向から道らしい感じのする踏跡が延びてきている。ここで写真を撮ろうとしたところ、あれっ?ケースの中にカメラがない。途中の藪で落としたらしい。ならばケータイでと思ったら、カメラ機能が故障らしい。ついていない。この先に三つ目のピークが見えているが、何となく登る気がしなくなってしまいパス。三角点のピークを踏んだからまあいいか、でも最高点はこの先に見えるピーク。それを踏まずに下山することに少しためらしいを感じつつ、三角点ピークへ戻る。

三角点ピークから車道ほどの幅のある作業道があった。露に濡れた草を分けるのはもうたくさん、そんな気分で作業道をたどってみた。しばらく下ると刈り払いの済んだ広いゲレンデへ出る。中央の第1ペアリフトのあるゲレンデだ。芝生を歩く気分で下って行く。知っていたら登りもこのルートを選んだのに残念。山は苦労して登るから楽しい、そういうことにしておこう。

 
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