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古塔山=コトウorコノトウ(643m)

 
新潟 2013.10.10 単独 マイカー  二等三角点   
コース 大鹿集落付近(6.05)---林道分岐(6.50)---道を間違えて30分のロス---林道分岐まで戻る(7.30)---鳥居・庚申同清水(7.50)---稜線安観や神社---山頂---安宮神社---鳥居・庚申清水(9.10)---駐車地点(10.00)

4日前、登山口へのアプローチがわからずに退散、今回が2回目の訪問。 

妙高ICを出て、国道18号線を北上、関山の信号を右折して妙高ふれあいパークを過ぎ、しばらく走ると斑尾方面へ右折。その先で妙高パインバレーへは右折するが(パインバレーの表示あり)その付近の道幅の広がったところに駐車する。 

パインバレーへ右折する道より、さらに少し先には小集落の中へ入る道(右折)がある。この道はすぐに林道となって古塔山方面へと延びている。前回はこの道が分からずに撤退した。

尾根上の安宮神社

集落はすぐに抜け、田畑の中の林道を行く。畑の脇に『安宮神社に至る』という石柱が立っている。道は間違いないようだ。
昔は農地だったらしいところも、今は原野となって雑草の繁るに任せた状態だ。まさに過疎の地を行く雰囲気。林道沿いは大半が杉の林、勾配はそれほどきつくはなく、舗装されている。

林道が二又に分かれる。さてどっち?ここは地図にある二又だろうか。急勾配の左の林道をとってみる。やがてダートに変わる。分岐から25分ほど歩くと下り坂になってしまった。あれあれ?いったいどうなっているのだろう。分岐まで戻ることにする。これで40分ほどのロス、残念。

分岐に戻りもう一本の水平に近い右手の林道を進む。こっちの方が舗装状態もよく、道幅もある。分岐から20分で終点。10台以上止まれそうな駐車場がある。鳥居と清水(庚申堂清水)があって、ここから尾根へ向けて登ることになる。鳥居の横には『安宮神社参道』という石柱が立っている。草がかぶって道型が見えないが、草の下には階段がしつらえられている。杉林の中を一投足で尾根に上がる。草の茂った小広い空間に安宮神社がある。ここが山頂だろうか。草の中、三角点をざっと探しがみつからない。一般的にはここが古塔山の山頂ということになっているような気がする。

尾根の高みにあった石柱

ネットで見た記録には「神社7800m北の山頂をめざす」とある。かなりの藪、ためらいもあったが二等三角点を確認したいという誘惑に抗せずコンパスを北へ合わせて進行。赤布を頻繁につけていく。かなり歩いて気がつくと下りに入っている。尾根を外したのか?そうではないらしい。いつの間にかピークを過ぎているのかもしれない。地図には神社が記載されていないので現在地がつかめないが、コルでもあるのだろうか。わからないまま周囲で一番高そうな場所へ行ってみる。三角点はない。代わりに「××土地田中所有」という倒れたコンクリート柱と錆びた有刺鉄線が、手づかずのまま放置されていた。 

結局三角点を確認するにいたらず神社まで戻った。赤布は3分の一ほど回収できなかった。


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