笹ヶ峰高原乙見湖の北にあるピーク。火打山前衛のような位置にある。

国道１８号線から杉野沢経由笹ヶ峰高原へと向かう。火打山登山口を過ぎて、短い橋を渡ると舗装からダートに変わり、少し進んだところが笹ヶ峰登山口で道標が立っている。数台分の駐車スペースがある。

登山道は完全に整備された遊歩道で快適そのもの。黄葉には少し早かったが、色づき始めた木々も見える。平坦に近い落ち葉の道をしばらく歩くと、少しづつ勾配が増してくる。かなり太いプナが気持ちよく天に向かって聳え、まさに森林浴気分だ。やがて登山道は尾根を絡んで高度を稼いでいくようになる。ブナの大木がいっそう目立つようになり、気持よく歩を進めると山頂に登り着く。高低差は200数十メートル、３５分余の登りだった。

山頂には『笹ヶ峰1545ｍの標識と三等三角点、残念ながら周囲はブナなどの高木に囲まれて展望はほとんどない。場所を少し移すと樹間から黒姫山を望むことができた。

下山は同じ道を戻った。

笹ヶ峰山頂	ブナ樹林