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嬬恋村 糠塚山(1352m)

 
群馬 2013.10.18 М氏同行 マイカー  三等三角点   
コース 駐車場所(11.35)---三角点ピーク(12.05-12.10)---最高点(12.25-12.30)---三角点ピーク(12.40-13.10)---駐車場所(13.35)

鉄塔のあるピーク、三等三角点

朝一で四阿山前衛のような茨木山(1619m)を登頂した後、同じ嬬恋村にある糠塚山へ移動。相棒はМ氏。 

144号線田代湖付近、日帰り温泉施設“つつじ湯”から南へ入り、温泉の先のカーブで路肩の広がったスペースに駐車。付近は畑作地帯。すぐ先に右手への農道が分岐している。畑の中のこの農道をたどり、目の前の糠塚山の裾へ。
鉄塔の見えるあたりが三角点だろう。まずはそこを目標に、獣よけの電気柵をくぐって東側斜面から笹藪へ突入。最初は笹の背丈も膝上ほどでたいしたことはないが、次第に背丈が高くなり、かつ密に、勾配も急、倒木などで足場も悪くなって両手も動員しての一歩一歩、体力を強いられる。藪斜面の高低差は100mほど、その割にはたっぷりと汗をかいて鉄塔の三角点へ登り着いた。
NHK、群馬テレビの中継アンテナ施設があり、三等三角点もすぐにわかった。

一息入れてから最高地点の1352mピークへ向かう。
まっすぐ南へ延びる尾根の左側に車道がついている。これは鉄塔保守用のもので、われわれが登った反対側の西側から来ているようだ。
動物生態監視機器のところで車道と分かれ、かろうじて踏跡と判別できるほどの笹に隠れた道を進む。最高地点と思われるあたりで笹をかき分けて尾根上へあがる。カラマツと笹に覆われた広々として山頂と思われるそのあたりには、それらしい表示は何一つない。前方をうかがったりして様子を見るも、ここ以外にピークはなさそうだ。ふと見るとカラマツの幹に脱色したテープが巻きつき、隣の木には以前山名表示でもくくりつけていたらしい針金の食い込み痕が樹幹に残っていた。

めったに人の訪れないであろう小さな里山、藪を漕いで踏んだ山頂に満足して鉄塔まで戻り、ふたたび笹藪の斜面を下った。


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