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戸隠高原 瑪瑙山=メノウサン(1748m)

 
長野 2013.10.23 単独 マイカー  三角点なし   
コース 戸隠イースタンキャンプ場(6.25)---越水ケ原分岐(7.00)---左折(7.20)---小広場(7.40)---瑪瑙山(8.15)---キャンプ場(9.25)

瑪瑙山山頂

目的は戸隠高原の高デッキ山(1717m)、ところが登り着いたのは瑪瑙山、標高はほぼ同じ、まあいいか・・・。 

事前にネットを検索するも、ほとんどがツアースキー、夏道登頂で参考になるサイトは見つからなかった。地図を頼りに登るしかない。幸いにも国地院地形図には山頂まで歩道が記されているから問題なく登れると思った。

R36号線を挟んで西側が高妻山登山口となる戸隠牧場、東側が戸隠イースタンキャンプ場。イースタンキャンプ場に車を残して出発。
瑪瑙山への道標を見て林道へ入る。地図によれば最初は瑪瑙山と同じルート、途中から分かれることになる。ただいま紅葉の見ごろ、写真を撮りながら轍の残る道を緩やかに登っていく。越水ゲレンデ駐車場からの道が合流する。ここからは道標にしたがって登山道を行く。道標が瑪瑙山を指している。

標高が上がってくると、樹林には乳白色の霧が漂うようになる。高デッキへはどこかで左折しなくてはならないが見通しがきかないのが不利。分岐道を見落とさないようにかなり注意しながら進むが、なかなかそれらしい道も道標も目につかない。距離的にはかなり歩いている。もう分岐があっても良さそうな気がする。

ときにはカラマツ林であったり、また紅葉樹林であったり、美しいブナの林であったりと、コースとしてはなかなか楽しい。
思いがけず小さな池のあるスキーゲレンデの端に出てしまった。とおの昔に分岐を見落としていたわけで。ここまで来たら予定変更、ターゲットは瑪瑙山に変更。ガスって見通しのきかないゲレンデを登っていく。スキーでは何回も来たことのあるこのゲレンデは、雪がなくてもどことなく記憶に残っている。草刈の終わった広いゲレンデを上へ上へと登っていくと、これも記憶にあるリフト降り場、そのすぐ上が1748m瑪瑙山の山頂。

残念ながら三角点はないが、山頂はスキーの折に大展望を何回も楽しんだ展望台。白銀の高妻山が目の前に、その背後には北アルプス後立山の銀嶺が連なる絵のような眺めが思い出される。今日は寒い風とガスが流れるだけ、早々に山頂をあとにする。

後日のために高デッキへの分岐を見落とさないようにと、注意を集中しながら下ったが、確信できるような分岐を見つけることができなかった。地形図には歩道が載っていても、今は廃道同然ということは珍しくない。そんなケースかもしれない。

目的の高デッキ山には登れなかったが、スキーリフトでしか登ったことのない瑪瑙山へ登れたこと、そして盛りの紅葉狩りを楽しめたことで良しとした。

   
ブナ林の黄葉  霧の漂うカラマツ林  彩る落ち葉の道


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