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 高尾山(383m)

 
香川 2013.11.07 単独 マイカー  三角点なし
コース 往復 約1時間50分

ヤマケイ「香川県の山」を参照。ところが登山道が判然とせず、登ったピークは高尾山南南東の小ピークだったらしい。 

草茫々の道がつづく

早朝、川之江のホテルを出て、高速大野原ICから8号線を南下、そして9号線へ。田野々付近で通りかかった人に高尾山への登山口を教えてもらう。舗装された林道を上がり、4差路付近に車を止める。

ガイド本には「右の道を行く」となっているが草が茫々と茂り、普通に歩けるような道ではない。

茂る草の下の踏み跡だか獣道かもわからない道型らしきものを拾って行く。山腹を巻く感じでずっと平坦なまま、高度がいっこうに稼げない。背丈を超えるような草を押し分けて進むのはけっこう時間がかかる。このまま進んでも良いのだろうか。不安が募る。けっこう歩いた感じがするころ、ガイド本の記憶にあるコンクリートの水槽があった。ここから尾根に明瞭な道型が確認できるようなって、気分的にほっと一安心する。

尾根道には赤テープも見える。登り着いたピークはどこだろう?ここが高尾山?三角点も山名表示もない。こんなに早く着く筈もない。雨が降ってきた。簡単に登れると思い地図を車に置いてきてしまったのが失敗。霧の中に見え隠れするピークが見える。あれが高尾山か・・・・。その方向へ向かっている道が確認できない。

今回はお遍路が主体、山はあくまで遍路の付け足しである。無理することはない。潔く引き返すことにした。雨具をまとい、背丈のある草露に濡れながら車まで戻った。

地図をよく検討してみると、登ったピークは高尾山の南南東に派生する尾根の標高約480mピークだったようだ。高尾山に10メートル前後足りないのが残念。
 

この後、別格霊場16番萩原寺へ向かった。


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