朝から押山、後山、城ケ山、月ノ平、大栗山、岩伏山と登ってきて、本日の最後は天狗棚と井山。

天狗棚山頂

Ｒ２５７号線から茶臼山道路へ入って面の木峠へ。峠のジャンクションから面の木園地の大駐車場へ車を止める。

車から降りて周囲を見回すが、方向感がまるっきりチンプンカンプン。天狗棚はどこ？井山は？風力発電の風車の頭が見える。それが井山、ようやく見当がついた。高台の園地へ上がると道標があり、天狗棚を指している。登山と言うより遊歩道。『熊出没注意』の立札。冷たい風の吹きぬける中、まずは展望台へ向かう。気持ちいい落葉広葉樹林の遊歩道。ひと登りするほどもなく展望台着。御嶽山、恵那山、大川入山、純白の三角錐は南アの上河内岳だろうか。数分展望を楽しんでから遊歩道を伝って天狗棚へ向かう。

天狗棚は広々とした平坦地で、落ち葉に敷き詰められたピーク。『天狗棚山頂1240ｍ』の表示がある。しかし山頂と言う感じはまったくしない。持参の地図は天狗棚から北はプリントしてこなかった。この先にまだピークがあるのかもしれないが、あまり時間がかかるのも困る。天狗棚の山頂を踏んだことで良しとして、いったん面の木駐車場まで下る。

井山山頂

次は井山。駐車場から道路を挟んだ向こう側だ。牧場案内という看板の立つ舗装道路へ入って行く。勾配の強い道を上がって行くと風車の音が耳に響き、広々とした牧場が眼前に広がった。風車は３基、やや強い風に勢いよく羽を回している。さて、井山のピークはどこか？左手にこんもりとした針葉樹の林が見える。あれかもしれない。行ってみたがピークをなしていない。次は広い牧場を突っ切って再び車道へ出る。この車道を上がって行くと、牧場の最高点らしいところに「井山山頂」の表示があった。草地のピーク、遮るものは何一つなく３６０度の展望。ベンチが何十となく並んでいる。展望の方は御嶽山などが見えるものの、イマイチ迫力があるとは言い難い。冷たい風に追われて駐車場へと下った。

朝から８つのピークを踏んだことに満足、今日はこれを最後として設楽町『あぐり道の駅なぐら』で車中泊とした。