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高根山(757m)

 
岐阜 2013.12.02 単独 マイカー   三等三角点
コース 戸中集落林道入口(10.25)---高根山---林道入口(12.55)

岐阜県恵那市の寂峰。

高根山山頂

高戸山のあと、高根山登山口まではすぐに行けると思った。ところが簡単ではなかった。カーナビが見当違いの方角へ向かっているように思われる。途中、農家のおじさんに尋ねたりして戸中集落まで何とかたどりついた。

小さな集落の外れに一本の林道が分かれている。林道入口に駐車して出発。林道が大きく左へカーブするあたりが道幅が広く駐車もできそうだ。ここは尾根の末端という感じ。ここから尾根を登って行くことにする。

道は必ずしも明瞭とは言えない。尾根を外さないように注意する。当初地図読みしておいたルートとはちがう尾根のような気がする。心強いのは赤テープが丹念につけられていることだ。
簡単に登れると思っていたが、予想外に時間がかかる。前方に見えたのがピークかと思うと、また次のピークが現われる。そんなことを何回か繰り返してようやく山頂に登り着いた。樹林に囲まれて展望はない。壊れかけた私製の山名プレート、それに三等三角点があるだけの小さな切り開きは、いかにも淋しい山頂、まさに寂峰の呼び名がぴったりの山頂てあった。

下山は道を誤らないよう、周囲を良く見ながら慎重に脚を運ぶ。下山時に道を間違えそうなところがあり、そこに目印としてストックを残してきた。ところがそれがどのあたりだったか思い出せない。見落とさないように気をつけていたつもりが、そのストックが目に入らない。そのうちにどうしても下る方向が分からい場所に突き当たる。しばらく下ってみたが、又登り返して確かめることにする。やはり尾根を外していた。

無事に林道まで下ったものの、ストックのありかは分からないままになってしまった。いったいどこに残したのだろう。中間か、もっと山頂に近い所だったか。きっとほかのことを考えながら歩いていたに違いない。

前日の寒狭山で置き忘れたストックを、また登り返して取って来たのに、再びの置き忘れ。脚力も弱くなってきたが、頭のほうもかなりのもののようだ。

何はともあれ、3日間で17座の山頂を無事踏んで帰宅の途についた。


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