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鳥羽山(844m)

 
長野 2013.12.21 単独 マイカー   三等三角点
コース 深山集落のはずれ(登山口)から 登り30分  下り25分

恒例となったМ氏との師走の忘年山行。今年はМ氏の地元上田市郊外の里山となった。案内は以前登った経験のあるМ氏、記憶をたどりながら深山集落の登山口へ。しかし正式な登山口があるわけではない。

上田市街からR152号線を南下。丸子役場前の信号から数百m先で左折、深山集落をめざす。深山向井バス停を右折、消防ホース格納函(3―2番)を右折して、民家に挟まれた狭い道を上がっていくと石地蔵が立っている。この付近の空き地に車をとめさせてもらう。

石地蔵から鳥羽山方面へ向かって車道がある。しばらくたどって右手に荒れた林道跡らしい道が目に入り、これをたどる。里山に良く見かけるハイカーの目印テープらしきものは見えない。やがて林道跡も途切れ、適当に山腹斜面へと取りついた。山仕事用の踏跡か、それとなく道らしい感じのするところをたどっていく。気になるような藪もなく、急勾配やジグザグをたどり少し汗ばんでくるころ山頂に到着。

冬晴れの下、落葉した雑木林の雰囲気が好もしい山頂だ。ここは、かつての山城跡だという。三等三角点のほか城跡を示す石碑が一基あった。木立に囲まれて展望には恵まれないが、美ケ原方面や蓼科山、子檀嶺岳など塩田平を取り巻く山々、遠く秩父、西上州の連山などを遠望することができた。

山全体に赤松が多く、鳥羽山はどうやら松茸山らしい。そのシーズンにはたぶん入山は禁止されると推測される。

下山後、上田駅前で昼食をとりながら、反省もこめて遭難寸前の黒湯山のことなどを話題にして、歓談のひとときを楽しんだ。

     
林道入口の石地蔵  山頂三角点   山頂の明るい雑木林


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