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一条ケ峰(821m)

 
長野 2013.12.23 単独 マイカー   三角点なし
コース ゲート手前(7.45)---一条ケ峰(8.30)---駐車場(9.15)

芥子坊主山へ登ったあと、すぐ近くの一条ケ峰へ移動。

《アプローチ》国道143号を、岡田伊深六助信号から北へ向かい、杏地籍に入ると右手に清酒「七笑」の赤い大きな看板が立っている。ここから右手の林道へ入る。舗装の終わったところで小さな空き地を見つけて駐車。

車から100数十メートル歩くとワイヤーゲートが閉じられている。さらにその先にも獣よけの金網フェンス、無施錠だが開けたらしっかり閉めるよう注意書きがある。フェンスの向こう側に抜けると、張りめぐらせたフェンスに沿って山道らしい形跡がある。これを伝って行くことにする。道型は薄いが、それほど藪を感じることなく何とか登っていける。やがて尾根に登り着く。ここらは尾根伝いにたどれば山頂に達することができそうだ。下山時の目印にここに赤布をとりつける。

あとは、あるような無いような薄い踏跡を追って登っていく。やがて雪面に足跡が残るようになる。これで下山時に間違えることはない、ひと安心だ。藪っぽくなったり、歩きやすくなったりを繰り返すが、この程度はたいしたことはない。とにかく忠実に尾根を行く。やがてピーク、山頂かと思ったが、地図を見るとこの先にもう一つピークがありそうだ。小さなコルへと下って行くと雪の上に足跡を発見、どこから登って来たのだろう。道らしいものはないから山腹を藪漕ぎで登って来たのかもしれない。この先はその足跡を拾いながら、明瞭な形をした尾根を登ると平坦地形となり、その先にピークらしいものは見えない。ここが一条ケ峰の山頂に間違いないだろう。
赤松の幹にテープが巻きつけてある。ここには三角点はなく、周囲は樹林で展望はゼロ。
長居する理由もなく、すぐに来た道を引き返す。手前にあった小ピークから尾根を外さないように下っていく。林道へ降りるための目印に残した赤布を見落とさないよう注意していたにもかかわらず、なかなかその地点に至らない。不審に思い少し引き返してみたがダメ。このまま下ったらとんでもないところへ降りるかもしれない。ふと目に留まったのは脱色した小さな赤い布片、ここを下ることにする。ところどころ踏跡らしい形跡も感じられる。そして林道へ降り立った。フェンスのあった林道に間違いなかろう。
林道をかなり歩いてそのフェンスに至った。ということは、自分で残した赤布に気づかすに、かなり先まで尾根を進んだということらしい。まずはほっと胸をなでおろした。

このあと、伊深城山、大正山、四賀城山を予定している。ただちに次の伊深城山へと向かった。

林道からのぞむ北アルプス 一条ケ峰山頂


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