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千鹿頭山=ちかとう(657m)  弘法山=こうぼう(≒650m)

 
長野
2014.04.16 妻同行  千鹿頭山 四等
  弘法山
   四等
コース 千鹿頭池---千鹿頭山三角点---神社---生姜池---弘法山---(車道)---千鹿頭池

3、4日前に、テレビで松本市郊外の弘法山の桜をとり上げているのを目にした。伊那の生家へ花見に行く途次、立ち寄ってみることにした。

松本市郊外、市中心部から東南東の方角にある山。国地院地形図にも載っている。小さな丘のような山だ。うまくすれば北アルプスの大パノラマが期待できそうな気もする。

カーナビに千鹿頭池をセット。池畔に車を停め、神社の鳥居から登って行く。すぐに東屋のある三角点に到着。ここから尾根伝いに良い道が延びている。そのまま尾根の踏跡をたどって南方向へ。立派な神社がある。御柱の立つ諏訪大社系の社のようだ。その先に展望台、残念ながら春霞で遠望はきかない。案内板には乗鞍、大滝山、蝶ケ岳、常念、槍ケ岳、大天井、燕岳などの名前がずらり。

二又の分岐は右手の踏跡を選ぶ。標高差で100mほど下ると地図にある生姜池。田んぼの畦道からR63号線を横断して弘法山への遊歩道へ入る。花見客の姿が多い。弘法山は山と言うより丘陵、地図には「弘法山古墳」と記されている。桜の中をひと登りするとピーク。西方からこの山を見ると山全体が淡いピンクの桜に覆われているように見え、一瞬息をのむような眺めだ。

ピークに立つと多くの観光客たち。西方が大きく開けて北アルプスの山並みが・・・しかし春の霞で薄ぼんやりとしか見ることができない。大気の澄明度がいいと、残雪の北アルプスが大パノラマとなって目に飛び込んで来ることだろう。残念。三角点はピークから少し外れたところにあり、立ち寄ることは省略。

桜を愛でながら軽食をとり、帰りは駐車した千鹿頭池まで車道を歩いて戻った。昼食休憩も入れて2時間弱の軽いハイキングだった。

千鹿頭山四等三角点 御柱のある山頂神社 弘法山山頂


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