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中山山頂? |
傾いた三角点標石 |
市町村合併で安曇野市となったが、以前の明科町の山(?)JR明科駅から直線で北西約1.5kmほどのところにある。
ネットで山頂の桜と北アルプス展望台の誘い文句に惹かれて訪れた。
国地院地図には山頂まで車道が載っている。カーナビにセットして51号線から山間の道へと入る。下から押野山を見上げると、伐採のため禿げ山同然の無残な姿、これなら好展望も納得できる。
ひ弱なマイカーでは、林道で何回も痛い目にあっている。ヒヤヒヤしながら狭い道を駆け上がっていく。舗装されているのが救い。
人里離れたこんな山の上に・・・と思うよなところに民家2軒と幼稚園?子供を自然の中で育てるという、そんな趣旨の幼稚園だろうか。幼少の子供たちが庭で元気に飛び回っているのが見える。
道はさらに狭くなり、幼稚園の先に小さなスペースを見つけて駐車。以前は公園だったのか、路傍にはスイセンが咲きそろっている。
15分ほど歩くと公園状の平坦な山頂、と言っても今では手入れもされずに放置された感じ。見てくれる人もいない桜が、今を盛りと咲き誇っていた。電波中継塔が2、3本と管理棟のような古びた建物。三角点は草むらの中に傾いた状態で立っていた。
期待の展望は・・・安曇野平野から北アルプス方面の眺めがいいが、あいにくの春霞でぼんやりとしか見えない。大気が澄んでいたら、常念岳から大天井岳など、残雪の銀嶺が手に取る近さで見えるにちがいない。対向車のないとを祈りながら、無事林道を下った。
昨日の弘法山、今朝の荒神山につづき、桜花満喫の2日間だった。
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