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不動山(447m)

 
新潟
2014.09.08 単独  4等三角点
コース 駐車地点(9.25)---不動城址入口(9.45)---不動山(10.05―10.10)---城址入口---駐車地点(10.35)

朝一で同じ糸魚川市の戸倉山を登頂したあとこの不動山へと移動。

 不動山山頂

糸魚川市中心部から海沿いの国道8号線を東進、早川橋西詰信号から270号線へ入って南下。数キロ(?)走ると左手にタタミ屋がある。そのすぐ先を左折して(民家の壁に「不動山」の表示があるがわかりにくい)早川にかかる橋を渡る。渡った先で居合わせたおばさんに道を尋ねる。橋を渡ったところですぐに左折、山の方へ上がって行けばいいとのこと。

舗装はされているが民家も見当たらない狭い道。少し走ったところで路肩の広いところへ駐車、あとは歩くことにする。地図をみれば歩いても知れた距離。
てくてく歩き始めて間もなく、予想外に突然数個の民家があらわれた。あれ、道を間違えたかな?地図には集落名が載っていない。狭い庭先にバイクや自動車も見えるので無人集落ではなさそう。バイクで通りかかったおじさんに、念のために不動山城址への道を確認、この道で間違いはなかった。

集落のはずれに広い立派な駐車場があった。「不動山農村公園」の標識も立っている。不動山は城址史跡、見物する人々のための駐車場だろうか。その先、溜池を右手に見て車道は終わる。ここが城址の下部、「不動山城址」と表示されている。案内看板には「春日山城の前衛をなす山城で、山頂部一帯に遺構が残されている」と説明されている。ここから山道へ入る。

焼山(右)と火打山(左)展望

訪れる人も少ないのか、歩道は草に覆われ、足元の丸太の土止めが見えないために歩きにくい。顔にあたる蜘蛛の巣を気にしながら登っていく。途中鉢巻状の水平道となり、防堀や井戸の跡などを見なが、最後に少し登ると本丸跡の山頂、城址下部から25分ほどの道のりだった。

まず山頂の四等三角点を確認する。不動山・本丸跡の標柱、NHK中継施設、不動山城址と彫られた大きな碑石、そして石祠と賑やかだ。標高500mにも満たない低山ながら展望はなかなかのもの。展望案内板と見比べながら山岳展望を楽しむ。

主な山を記すと、登ったことのある山だけでも次のとおり。『青海黒姫山、明星山、朝日岳、雪倉岳、白馬岳、小蓮華岳、白馬乗鞍岳、海谷駒ケ岳、鋸岳、雨飾山、昼闇山、焼山、火打山、鉾ケ岳・・・』、目を凝らすと、日本海までもが淡く見えていた。

それなりの展望に満足して山頂をあとにした。


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