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朝日山(2027m)

 
群馬
2014.10.29 単独  図根点
コース 20分ほどの散策

紅葉100名所の一つ、松川渓谷七味温泉への途次に少し遠回りして万座温泉を経由。以前道に迷い、あわや遭難の一歩手前となった黒湯山の登山口付近をもう一度見てみたかった。

そのあと万座温泉から志賀草津道路へ向かう途中、小さなピークに立ち寄る。以前万座近辺の山を調べていたとき、「朝日山」というのがあったことを覚えている。再度ネットで検索したが、今回はついに関連するサイトは見つけることができなかった。
記憶では万座温泉から雪の朝日ゲレンデを登ったという内容だった気がする。今はリフトも撤去され、スキーゲレンデは跡形も残っていないが、国地院地図には温泉街から北東方面へ架かるリフト記号が今も載っている。朝日ゲレンと云っていたようだ。その終点が朝日山(ただしどの地図を見てもその名前は見あたらない)で、直下を志賀草津道路が走っている。

地図を確認、ピーク直下付近に駐車する。
薄い踏跡らしいものを、サクサクと霜柱を踏んで右手に進むと、小石をケルン状に積み上げた広場。コンクリートの礎石なども残り、かなりの規模の構造物があったことがうかがえる。

快晴に恵まれて展望はすこぶる良し。冠雪した白馬連峰から北アルプスの銀嶺が連なり、その手前には妙高山、焼山、高妻山などの名山。間近に志賀の横手、笠岳が。そして目の前には白根山。
広場の一角に図根標石がある。ここが2027m地点だろうか。3分ほど東側へ行くとここも小さなピーク。同じ展望を再度眺めた。

登山とは言えないが、20分ほどの素晴らしい展望に、大いに満足した寄り道だった。

北アルプスの銀嶺・右方が白馬連峰
朝日山図根 左後方は妙高、焼山方面  右手前は志賀のシンボル笠岳


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