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軽井沢 三度山(1163m)

 
長野・群馬
2014.11.28 単独  四等三画点
コース 旧碓氷峠・熊野神社(8.00)---図根標石(8.25)---貯水槽のある分岐(8.35)---三度山三角点(8.40)---貯水槽のある分岐(8.55)---引き返し点(9.05)---貯水槽のある分岐---熊野神社(9.50)

四等三角点の三度山

マナンネリのウォーキング代わりに、気分を変えて初冬の山歩きを思い立ち出かけることに。地図で目にとまったのが、軽井沢碓氷峠から往復できる矢ケ崎山。ネットにも登った記録があり、コースも明瞭とのと、ピクニックほどの行程だ。

さて、碓氷峠と聞いて頭に浮かぶのは熊野神社のある碓氷峠。実は国道18号線にも碓氷峠があり、知ってはいたがまったく頭に浮かばなかった。
熊野神社のある方は『旧碓氷峠』と呼ばれ、これまで何回か行ったことがある。疑いもせずに熊野神社のある峠の方へ向かってしまった。

熊野神社前の駐車場から出発。ネット情報、見てきた地図の記憶とは何かがちがう。訝りながら見晴らし台の南端から踏跡に入る。明瞭で歩きやすい尾根歩道だ。白い境界杭が常に視界に入る間隔で立っている。小さく下ったり登ったりしながら、心地よく落ち葉の散り敷いた落葉樹の林間を、軽い足取りで進む。東方間近には、純白に雪化粧した浅間山が、枝々の隙間から見え隠れする。

図根標石を過ぎるとコンクリート製の貯水槽があり、その先で尾根が左右に分かれる。地図の記憶を思い出し、右へ進むとわけなく三角点標石のあるピークへ到達。樹木が邪魔して展望はない。二等にしては標石が小さいなあ・・よく見ると「四等」、あれ、地図を見間違えてきたのかなあ?その先の小ピークまで行ってみたが展望は得られなかった。

ここが矢ケ崎山ピークであることを疑いもせず、貯水槽近分岐まで戻り、登って来たときの見晴台への道を左手に見送って直進。この先にある矢ケ崎峠まで足を延ばし見ることとする。しかし何だか変だ。アップダウンしながら下って行く。こんなに歩くはずはない。知らずに峠を通り過ぎてしまったのかなあ・・・・。

見きりをつけて戻ることにする。何となくすっきりしない気分で、貯水槽分岐まで戻り、そこからは来た時と道を道を見晴台へと戻った。

 
落葉の尾根道  浅間山

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帰宅して国地院地形図を確認。
矢ケ崎山へは、国道18号線の碓氷峠から登らなくはならないのに、旧碓氷峠をそれとカン違いしたというお恥ずかしいチョンボ。間違えて登った四等三角点の点名は「三度山」というピークだった。当然矢ケ崎峠も無くてあたりまえ。
それでも三度山という名前があってよかった。登った山の一座に加えておこう。ちなみに三度山登頂の記録はネット検索してもまったくヒットしなかった。


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