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軽井沢 矢ケ崎(1184m)

 
長野・群馬
2014.11.30 単独  二等三画点
コース 碓氷峠(6.30)---尾根分岐(7.05)---矢ケ崎山(7.15)---尾根分岐(9.15)---矢ケ崎峠付近?(7.45)---尾根分岐---碓氷峠(8.45)

矢ケ崎山山頂 東矢ケ崎山山頂(?)

一昨日、矢ケ崎山と思って登った山はまったく別の山。こんなちょんぼ体験は初めてのこと、我ながら頭がおかしくなり始めた予兆か・・・・と案じてしまった。

そこで今回はしかと確かめた上での出直しハイキング。国道18号線長野・群馬の県境「碓氷峠」が登山口、駐車スペースもあるし、矢ケ崎山への道標もある。道も明瞭で歩きやすく、ファミリー向きの山という感じだ。

歩きはじめて間もなく、オレンジ色の眩しい朝陽が射してきた。落ち葉積もる冬木立の尾根道に降り注ぐ初冬の木漏れ日が、実に良い雰囲気だ。樹間には、朝陽を浴びた浅間山が垣間見える。

30分ほど登るとプリンスホテルスキー場のゲレンデ上部へ出る。その先が主尾根になっていて右矢ケ崎山、左東矢ケ崎山の私製案内板がある。案内に従って右手へ進む。やや急になった道を登りきると二等三角点矢ケ崎山の山頂。朝霧に包まれて展望のないのが残念。

山頂から分岐まで引き返し、案内表示の東矢ケ崎山方面へ足を延ばす。地形図に載っている矢ケ崎峠まではたいした距離ではない。
すぐに岩場に突き当たり左手に伸びる広い尾根を下って行く。名前を付けてあげたいような岩をいくつか目なしながら、小さなピークを一つ越え、さらに二つ目の小ピークへと進む。感じでは地図にある矢ケ崎峠へ着いてもおかしくないころと思うのだが・・・。この先は標高を次第に下げていくように見える。「ここが東矢ケ崎山かなあ~」と想像するだけで分岐へと戻った。

小さな山ながら、厚く落ち葉の散り敷く木漏れ日の山道の良さを味わえたハイキングだった。


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