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樽沢山(851m)

 
長野 2015.01.21 М氏  四等三角点
コース 武石鳥屋集落付近(9.25)---尾根上・鳥屋峠(10.25-10.30)---砦分岐(10.40)---樽沢山(11.00-11.05)---駐車地点(11.35)

上田市南方の低山。
登り初めとして、上田市在住の山友Мさん選んでくれた里山。

152号線を依田川に沿って南下。鹿教湯温泉方面へのR254号分岐を過ぎた先で右手への道へ入る。小さな集落が目の前に見える空き地に車を停めて出発。
一かたまりの集落が「武石鳥屋」、その背後の山が本日の目的「樽沢山」。

山頂、四等三角点標石

道標などは見当たらない。地図と感を頼りに、見当をつけて集落から山中へと北方向き進む。積雪はあるが多少歩きにくい程度。獣よけの柵を開けて道型をたどって行く。鹿などの足跡が多い。

緩やかな登りが少しきつくなってくると尾根上。ここが鳥屋峠らしいが標識はない。登山靴が足首まで埋まるほどの積雪だが、スパッツをつけるほどではない。Мさんは長靴、その方が歩き良さそうだ。

峠からは東に向きを変えての尾根歩き。赤松林が広がっている。多分マツタケ山だろう。
砦分岐の標識を過ぎ、急勾配を登りきると三角点のある山頂。地形図に山名表示はないが、点名は「樽沢山」となっているの。地元ではたぶんそう呼ばれているものと推測。
М氏によけば、「鳥屋山」と呼ぶのかもしれにいとのこと。

夫婦らしい二人が先着していた。ちがうルートを登ってきたようだ。小広い山頂には遠慮がちに膝丈ほどの『鳥屋城址』の標識、四等三角点標石を確認し、樹皮をつけたままの丸太を組んだ小さな展望櫓らしきものがあったので昇ってみる。目を引きつけるような展望はなかった。

下山は、山頂から少し戻ったところから、まっすぐ集落へ下って行く道を選ぶ。この道が山頂への最短ルートらしく、道標なども頻繁に目につく。
行程2時間余の小さなスノートレッキングだった。

下山後、アルコールを一滴もたしなまないМ氏を相手にほどよく酩酊、二人だけの新年会。良い一日を過ごした。


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