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稲村山(953m)

 
群馬県 2015.05.25 単独行  二等三角点
コース 遠入川の橋のたもと(5.10)---高岩、八風平分岐---尾根上(5.50)---稲村山(6.00-6.10)---高岩、八風平分岐(6.25)---830m小ピーク---高岩、八風平分岐(6.45)---橋のたもと(6.55)

上信越自動車道を東京方面へ向かって走るとき、軽井沢ICを過ぎて間もなく「稲村山トンネル」を潜る。この稲村山がいつも気になっていた。ネット検索すると簡単に登れることがわかった。早朝ウォーキング代わりということで、未明にマイカーを走らせる。

山頂の祠

R18号線碓井バイパスを走り、高速道高架の少し北の地点から久保、竜馬集落方面へ入る。道なりに進むと「遠入川」と表示のある橋がある。道標は見当たらないが、銀色の水道用タンクらしきものがあるので目印になる。稲村山へは、ここから枝分かれした左の林道へ入る。ゲートバーの横をすり抜け、コンクリート舗装の道をしばらく進むと、送電鉄塔の向い側に稲村山の道標がある。ここから左手の未舗装林道へ入って行く。

要所には、古びて読みにくいが道標があるので心配はない。「高岩・八風平」への道標がある。左は稲村山、右手は高岩・八風平方面。高岩は既に登ったことがあるが、八風山平は始めて目にする。簡単に往復できそうなら帰りに寄り道してみるか・・・

展望は無いが、目に染みるような新緑が清々しい。登山道もまた明瞭。しばらく進むと勾配か増し、岩の露出した個所が目につくようになる。さらに勾配が増し、おまけにざレ場が多くなる。木につかまりながらザレの急登を攀じると尾根上に到達。急な尾根を10分ほどで稲村山の山頂の立つ。

狭い山頂には、石祠と三等三角点、木の幹に山名標識が結びつけてある。表妙義、裏妙義が目の前に、浅間山、鼻曲山、浅間隠山、そして薄い藍色の山影は赤城山だろうか。

帰りは、分岐標識のところから高岩・八風平方面へ少し足を延ばしてみた。10分か15分で平坦な小ピークとなる。ミズナラなどの落葉高木の林は良い雰囲気だ。5分ほど、落ち着いた静寂な山の気に浸ってから分岐へと引き返し、駐車場所へ戻った。

妙義山 高岩

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