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余里峠山よりとうげ(1276m)

 

長野県 2015.07.02 単独行  三角点なし
コース 和田神社・和田保育園(4.45)---余里峠(6.10)---余里峠山(6.25)---余里峠---下山(7.20)

余里峠山 山頂 余里峠

貴重な梅雨の晴れ間、思いつきの山歩き。
登山サイト「信州山岳ガイド」の中から、未登で軽い山を探すと余里峠山が見つかった。国地院地図を見ると“余里峠”は記載されているが“余里峠山”はない。余里峠の西方すぐのところに観測点1276mピークがあり、これを便宜的に余里峠山としているようだ。

和田峠へ向かう旧中山道の途中、長和町原の集落へ入り、和田小・中学校、和田神社、和田保育園がかたまっているところで駐車。保育園の駐車場かもしれないが、早朝にて車は1台も止まっていない。

山へ向って上り勾配がややきつい車道をたどる。農道か作業道か、細い道が輻輳しているが、とにかく山へ向って真っすぐ進む。
舗装された車道を串刺しするように突っ切ると、やや荒れ気味の作業道となる。キャタピラーでないと通行は無理だろう。
しばらくは湾曲する作業道をたどるが、それでいいのか、分岐はどっちを選べはいいのか、左右に尾根が見えるが、尾根に乗ってしまったほうがいいのか、目移りして選択に迷う。思い切って道型関係なしの斜面直登に切り替える。

ザラ地の足元、踏ん張ると崩れる。それに邪魔する倒木や枯れ枝、勾配もかなり強くて歩きにくい。帰りのために目印テープをつけていく。途中で出合う作業道は無視、直登をつづける。汗が流れる。
思いのほか時間がかかり、1時間20分近くかけて小ピークに到達。ここが余里峠かなあ?何の表示もない。展望は無いが、一応周囲を透かして見る。ここより高い山が近くに見えている。試しにそこへ向かってみる。なだらかで歩き良い。赤テープが頻繁に付けられている。
峠から少し下り、それとわかる踏跡を追って登り返すと、切り開かれたピークとなる。どうやらこれが目的の余里峠山らしい。三角点もないし山名標識の類もゼロ。多分1276mの観測点に間違いない。ここも展望皆無、写真だけ撮って余里峠へ戻り、あとは付けてきた赤テープを外しながら下山。

高低差450m弱、ほとんど休憩なしで所要2時間35分、それにしては時間がかかってしまった。


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