三ノ峠山山頂

一等三角点鋸山を下山後、次に予定している三ノ峠山の登山口へ移動。

国地院の地図を見て、東山キャンプ場付近から登ることにする。東山ファミリーランドの道路標識を確認しながら車を走らせると、広々とした公園に大きな駐車場がある。その先が市営スキー場で、さらにこの先右手に大きくカーブするとキャンプ場の小さな駐車場があった。トレッキングコースという表示があり、ここへ車を停めて出発する。

三ノ峠山と記した道標はなく、このトレッキングルートが山頂への道かは確信できない。ここからの高低差は300数十ｍ。

整備の行き届いた、なだらかな勾配はまさに遊歩道。しばらく進むとブナ平への道標が立っている。この道が山頂へつながっているのかどうかは不明。とにかく整備された道を進む。やがて健脚コースという道標で道は二つに分かれる。健脚コースをとる。

山道らしい雰囲気となってきた。勾配もそれなりに増して汗が流れる。ブナ平の標識を過ぎると、ロープが何本もフィックスされている急坂となり、ここを上りきると尾根上に着く。９０度右へ向きを変えて尾根伝いに山頂へ。山頂のすぐ手前に少し展望が開けた場所があり、ここから２時間ほど前に登った鋸山らしい姿が望めた。

山頂は樹木に囲まれて展望はゼロ。三等三角点標石と高さ数十センチの山名標柱が立っているだけの淋しい山頂だった。

展望皆無の小さな山、それでも１０人ほどのハイカーに出会った。同じルートで下山。