権現堂山下山後、今夜は車内泊の予定。さてどこで寝ようか・・・・。
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その前に明日登頂予定の唐松山登山口を確認しておきたい。
林道をかなり奥まで入らなくてはならない。通行止めはないか、ひ弱なマイカーが支障なく走れる道か、登山口まで走ってみる。林道は6キロ前後、全舗装で問題なし。
安心して国道まで戻り、それほど離れていない『道の駅 いりひろせ』で一夜を過ごすことにする。
道の駅周辺案内看板を見ると「鷹待山」という名前が載っている。ゆっくり歩いて30分。
手持無沙汰で夜を待つより、暇つぶしにはもってこい。カメラ片手にブラブラ歩きで歩いてみた。遊歩道が整備されていて、20分もかからずに一番高いところへ着いた。国地院地図を見ると、どうやら城址らしい。堅固な建物があり、中に張られた由緒書には「ここは鷹待山古城跡として・・・元は要害山と呼んでいた」と記されている。展望の効くピークに立つと、目を引きつけるのが正面間近に堂々とした姿を見せる守門岳。日本300m名山の一峰、20数年前に登った山だ。懐かしい。そのとき、この付近を車で走ったはずだが、もうその記憶は残っていない。
西に傾き始めた日を浴び、ゆっりたと構える守門岳の姿にしばし見とれてから道の駅へと戻った。
(道の駅 「いりひろせ」の鏡ケ池すぐ北西に、標高302mの観測点がある。これを地元では鷹待山と呼んでいるのだろう) |
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鷹待山から見る浅草岳 |
案内看板 |
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