hkk-1505
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小滝山(1661m)

長野県

 2015.10.30

単独   二等三角点
コース

林道よもぎこば線ゲート(8.35)---尾根取付(8.45)---小滝山(9.20-9.30)---林道よもぎこば線ゲート(10.10)

小滝山山頂三角点 
高速松本ICを降りる。美ケ原方面途中にある扉温泉方面を目ざす。山の中、ぐんぐん高度を上げて扉温泉への標識付近から、カーナビは予想しない道へ誘導。気が付けば三城牧場を走っている。これは想定ルートとはまるっきり違うぞ。果たして目的地へ行き着けるのか・・・・。

何とか扉峠手前の林道入口へ到着。この林道には「よもぎこば線」の表示、入口は鉄製のゲートで固く閉ざされ、車の進入は不可。

鉄扉の手前に車を残し、国地院地図を見ながらカラマツの落葉敷き詰める里林道を下っていく。10分ほど歩いて、右手の尾根末端に取りつく。目印の赤テープがあり、小滝山へのルートに間違いなさそうだ。登山道とは言えないが、それとわかる踏跡も確認できる。
このあと、踏跡はところどころ分かりにくいところもあるが、忠実に尾根を外さないように辿れば問題ない。途中には赤テープも付けられている。無名に近いこんな山に登る人もいるのだ・・・自分のことは棚に上げて感心?
林相は山頂までカラマツ一色。整然、かつ直立したカラマツ林はまた美しいものだ。ふと北原白秋の「落葉松」の一節が浮かぶ『からまつの林を過ぎて、からまつをしみじみと見き・・・』樹冠に残る黄金色の針葉をしばし見上げる。木材としての価値は低いと聞くが、どうなんだろう。

小さい突起を3つほど越えると、ずり落ちそうな急勾配が待っている。慎重に足場を確認して登り着いた小さなピーク。山頂か・・・と笹の茂みに三角点を探したが見当たらない。小滝山はさらに先らしい。

踏跡はをたどること10分ほど、次のピークへ着く。直径4~5mほどの狭い山頂に三等三角点、これが小滝山の頂。しかし山名標識一つない寂峰。木立に遮られて眺望もない。わずかに見えるのは西に鉢伏山、東に美ケ原の一部茶臼山らしい。あれ、カメラがない。確かに持ってきたはず。悪い予感。たぶんこの山には山頂標識は無かろうと予想し、『小滝山』と書いボール紙を、写真用として持ってきたのにムダになってしまった。。

帰りは尾根末端まで降りて林道と接したところで、ゲートまで林道を歩かず先へ延びている尾根をたどって見る。踏跡らしきものを追って緩く登っていくと、ぴったり林道入口のゲートへ着くことかできた。
(林道入口から林道を歩かず尾根へ取り付くには、ゲート鉄扉の右手の藪っぽい中へ入ると、すぐに踏跡が見つかる)


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貼付した写真は、ケータイ画面をデジカメで撮ったもの。ケータイからPCへ直接送る方法がわからない・・・というか、ガラケイにはその機能がないのかも?デジカメは、ふだん入れることのないチョッキのポケットに入ってた。


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