山岳巡礼 hkk-1509 ≪山岳巡礼≫のトップへ戻る
城 山(695m)
長野 |
2016.02.26 |
単独 | 三等三角点 | ||||||||
コース |
駐車場所(8.55)―――道標(9.15)―――飯縄神社(9.55)―――城山(10.00―10.05)―――下中山―――駐車場所(11.05)三等 695m 高低差250m |
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2月も終わろうというのに、年が明けてまだ登山ゼロ。2か月連続で登山をしなかったとなると記録的なできごと。お手軽な山・・・をと見つけたのが「城山―695m」の低山。
ところで「城山」と同名の山は“コンサイス日本山名辞典”に載っているだけでも57座。読み方はシロヤマとジョウヤマ。このほかに○○城山、というのも多くて、長野県内で登ったことのあるのは大城山、伊深城山、王城山、花見城山、吉窪城山、小式部城山。こうした○○城山も加えると相当な数になるだろう。 長野市市内から19号線を松本方面へ南下。合併して今は長野市となった信州新町の市街地を通り過ぎると、穂刈橋・大原橋と二つの橋を渡る。大原橋から2~3キロ走ると左側へV字型に折り返すような支道へ入り、犀川の流れにかかる更科橋を渡る。橋の先は丁字路、右へ少し進みカーブの広いところで駐車。 槍ヶ岳を水源とする犀川の流れを右手に見下ろしながら上流へ向かう。真っ赤な日名橋が前方に見えてくる。10分ほどで神社、さらに数分先に「和田之城2.2㎞」の道標があり、ここを左折。あとは道なりに緩い勾配の舗装道をつま先上がりに、何回も折り返しながらゆっくり上って行く。路肩に雪が見えるが、路面は乾いている。 こんな山の中にポツンと民家が?今は住む人もないようだ。 山頂の東側は急峻に切れ落ちたガケ。落下防止のために鉄柵がかこっている。いかにも要害の感あり、見晴らしも良い。遠く北アルプスの銀嶺が望めるが、雲が絡んで山名をしかと指呼することはできないが、後立山連峰だろう。東方に見える銀嶺は高妻山だろうか。しばしの展望のあと山頂を辞す。 下山は登ってきた方向とは逆に、下中山方面まわりの道をとる。これもすべて舗装された道、住人がいるかいないか分からないような2、3戸の民家がぼつんぼつんと見える。こんな山の上によくも住んでいたものと感心。 いくつかの分岐は、左、左と選び、犀川の岸辺に降り立つと、左手に少し歩いたところが今朝がたの更科橋だった。 |