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佐久穂町 鍋鎗山(1207m)

長野

 2018.03.27

 М氏同行   二等三角点
コース 車道終点(7.00)------鍋鎗山(8.00-8.05)---車道終点(8.55)

初春の里山歩き。相棒は山友Мさん。

鍋鎗山山頂

2年前、登頂に失敗した山。そのときは2時間ほどを要したが、山頂へ到達することが出来なかった。今回はそのリベンジ。

高速上信越道佐久IC手前で、工事の進んでいる中部縦貫自動車道へ。工事の終わった佐久南ICを出た先にある道の駅でМさんと合流。ここからМさんの車で登山口へ向かう。カーナビの地図を頼りに進む。国地院地図の「屋敷入」とある集落?の西側、車道が急カーブで大きく右回りに曲がっている頂点のところで、西へ伸びる林道のような道がある。ここをわずかに進むと壊れかけた小屋がある。車1台分のスペースがあり、ここから出発。 地図を見ると鍋鎗山をかすめるようにして送電線がある。これが良い目印になる。

小屋の建つ敷地から薄い踏跡をたどって行く。頭の赤い杭が送電線巡視路を示しているようだ。これを頼りに緩やかな勾配を登って行く。鉄塔を一つ過ると等高線を水平にたどる感じになる。
春の陽をいっぱいに浴びながら絶好のハイキング(ピクニック?)日和。東方には浅間山の優雅な山容がうかがえる。途中戸迷うところもなく、あっという間に二等三角点へ到着。高低差は170mほど、所用時間は30数分。汗をかく間もなくあっけい登りだった。

芽吹き前の落葉樹林と青空、樹間からは八ヶ岳連峰の一部が垣間見える。
山頂の雰囲気をしばらく味わっから、同じルートを下山。

佐久穂町 鍋鎗山(1207m)・・・登頂失敗

長野

 2016.04.09

 単独   二等三角点
コース 車道終点(7.00)---尾根上(7.30)---鍋鎗山(8.00-8.05)---尾根上(8.35)---車道終点(8.55)
山頂

登った山は、ほんとうに「鍋鎗山」だったのだろうか?
帰宅してから地図と照らし合せても納得がいかない。もしそうでなかったとしたら、登ったのはいったい何山だったのだろう。
往復2時間の行程、確かに汗を流してそのあたりの山へ登ったことは間違いないのだが・・・・。

R141号線、佐久穂町高野の信号で西へ向かう。佐久リゾートGC入り口を通過、さらに西進。途中で車を止めてカーナビの現在地と鍋鎗山との位置関係を確認。すでに山頂直下は通り過ぎているようだ。道幅は狭くなってきたがさらに進むと車道終点。北側に見える尾根に鍋鎗山ピークがあるものと確信。付近には放置された様子の畑や波板トタンで囲った建物などがある。

現役を引退、今は使われていない感じの荒れた車道跡らしいところを、つま先上がりに進む。道形もあやふやになってきたところで、鍋鎗山へ派生していると思われる尾根めがけ、藪っぽい斜面を直登。下山の目印に赤テープをつけていく。駐車場所から30分で尾根上に登り着く。

登山道として整備されているわけではないが、歩きやすい尾根を東へとたどる。落葉樹林はまだ芽吹き前、人の踏跡なのか獣の通う道なのかはわからないが、登山道を歩くのと同じ。途中、左手から作業道らしき道が2か所、尾根へと上ってきていた。4つの小ピークを越え、この尾根最後と思われるピークに到着。展望はほとんどない。わずかに開けた東方に見える特徴ある姿は荒船山だろうか、そして藍色に霞むのは浅間山かもしれない。標識らしいものはなく、小広いピークに三角点があるだけ。等級は四等、おかしいな、下調べでは二等だったと思うが?勘違いか?

カーナビで確認した際、駐車した地点と鍋鎗山の位置関係からは、ここが鍋鎗山以外には考えられない。納得できないまま山頂をあとにした。

帰宅後、あらためて地図との照合を試みたが、納得できる結論は得られず、機会があったら再度訪れてみたい。
(歩いた尾根のすぐ北には、もう一つの尾根がほぼ並行するように見えていた。それが鍋鎗山のある尾根という可能性もある)


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