山岳巡礼  hkk-1537
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  鋲ケ岳(861m)~烏帽子山(1274m)

 富山県

 2016.09.03

単独 鋲ケ岳・・・三等三角点
烏帽子山
・・三等三角点 
 コース

嘉例沢森林公園キャンプ場(6.55)―――尾根上(7.10)―――鋲ケ岳(7.15-20)―――天ケ池―――のぞき―――展望台(8.05)―――展望台②(9.00)―――烏帽子山(9.15-9.35)―――嘉例沢森林公園キャンプ場(9.55

鋲ケ岳・烏帽子山・・・富山の百山

未明4時、自宅出発。上信越道から北陸道黒部ICまで高速を疾駆、あとはカーナビ任せで嘉例沢自然公園を目指す。民家を抜けて狭い山道へ入る。対向車があったらお手上げ、それに両側から背丈以上の草が道に張り出し、車のボディをこすりながらの走行。車を大事にする人だったら走行をあきらめるかもしれない。対向車があったらその時はその時、何とか対応を覚悟で進む。しばらく走ると幅広の快適な道に出てやれやれ。

鋲ケ岳山頂

車道終点ありたが嘉例沢自然公園の一角らしい。駐車場の下にはキャンプサイト見えるが人の気配はない。足拵えをして出発。登山口には鋲ケ岳・烏帽子山への道標がある。

歩きよい道を10分余で尾根上分岐となる。左方向鋲ケ岳5分の道標。道標どおり5分で鋲ケ岳到着、休憩舎があったが工事でもするのか青シートが張られていた。あるはずの三等三角点はシートの下にでもなっているのか見ることができなかった。

尾根上分岐へ引き返して烏帽子山へ向かう。高低差は400mほど、普通に歩けば1時間ほどのものたが意外に時間を要した。

変哲もない藪の中水たまり「天池」を右に見て尾根に沿った道が南へ向かって延びている。急登はないがルートは結構長い。鉄塔を2本過ぎ、「のぞき」の表示に3mほど登ってみる。遥かに見えるのは朝日、雪倉岳あたりだろうか?指呼には自信がない。

烏帽子山山頂

展望台②の表示、ここは靄がかった富山平野が見えるのみ、休まず先へ進む。秋を告げる紅葉のはしりが目につくものの、気温は真夏並み、汗がだらだらと流れる。

ブナが次第に多くなってくる。登山道は、小さなアップダウンが何回もあって、汗とともに体力も消耗、脚にこたえる。
樹木の切り開きから前方に山々が目に入ってくるが、指呼できる山はほとんどない。勾配が急になってきて、御前峰の表示のある小ピーク。さらにコルから再び急登すると烏帽子山山頂に到着した。登山口から鋲ケ岳経由で2時間20分。思いのほか時間がかかった。

汗を搾り取られたあとの水がうまい。三角点を確認し、四周を見まわして見る。南方正面に見えるのは僧ケ岳と駒ケ岳らしい。僧ケ岳は2回、駒ケ岳は1回登った登ったことのある懐かしい山だ。当時を思い起こしながら眺める。その背後に霞んでいるのは後山立山連峰だろうか、個々には判然となしない。

僧ケ岳

山頂で20分ほど休憩したあと下山、途中登ってくる二人連れが二組あっただけ、静かな山だったが、汗はしっかりと搾り取られた登山だった。
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車でのアプローチ・・・カーナビ任せのため、走った道は判然としないが、嘉例沢公園にかなり近づいてか「くろべ牧場」の道標があり、その方面への立派な舗装道路があった

帰りに国道8号線を北へ向かうと「くろべ牧場」の道標があった。ここから道標通りに向かえば、悪路を通らずに嘉例沢公園へ行けたのではないかと思われる。


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