山岳巡礼  hkk-1544



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  二上山(274m) ~大師ケ岳(254m)

 富山

 2016.09.16

 単独 大師ケ岳 二等三角点
 コース

青少年の家(7.05)---二上山---平和の鐘分岐---大師ケ岳---平和の鐘分岐---車道===青少年の家(8.55)

【富山の百山】 二上山

朝一に碁石ケ峰を登った後、高岡市二上山へ。まさに能登半島の付け根というところにある里山・・・というより市民の遊歩道と言う存在。「富山の百山」でなければ遠路登りに行くことはありえない。

高岡市は万葉に縁のあるところとか。万葉集の編者ともされる大伴家持が、越中の国史として高岡に赴任、政務をとったということらしい。

カーナビの誘導で着いたところが二上山々頂付近。青少年用施設の大きな駐車場へ車を止める。その前が大伴家持の祀られている日吉社で二上山への道標がある。
この付近は中部北陸自然歩道の道標が目につく。
まずは一投足で二上山ピークへ。あっという間に着いてしまう。きれいに整備された山頂に「二上山山頂 標高274m」の標柱が立っている。

そのまま道標に従って大師ケ峰へ向かう。小さな起伏がある尾根は、まさに遊歩道、すぐに「大師ケ岳1.135分  平和の鐘0.815分」の道標。そのまま大師ケ岳へ向かう。
竹林の尾根道を小さく上下して進むと、あずま屋を過ぎ、山を歩いたという実感がないまま大師ケ岳山頂へ到着。ここには二等三角点のほか展望櫓や電波中継施設などがあるが、展望は靄に霞んで何も見えない。

帰りは「平和の鐘0.815分」の道標から車道へ降り、あとはその車道をたどって駐車場所へと戻った。


百人一首 大伴家持の歌 『かささぎの わたせるはしに おくしもの しろきをみれば よぞふけにける』


このあと、能登半島付け根の小矢部市にある富山の百山「稲葉山―347m」へ向かったが、狭い林道に不安を感じて退却、登らずじまいとなった。車は稲葉山牧場を目標に進むのだが、南側からの道ではなく、北側からの道をとるのが良さそうだ。

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