山岳巡礼 hkk-1547 ≪山岳巡礼≫のトップへ戻る
高頭山(1203m)
富山 |
2016.09.26 |
単独 | 二等三角点 | |||||||
コース | 登山口(5.55)---導水管(6.25)---三枚滝分岐(6.40)---古株の小空間(7.20)---小屋跡?(7.23)---三角点(8.02)---山頂(8.05-8.15)---三枚滝分岐(9.15)---登山口(9.50) | |||||||||
【富山百山90座目】・・・高頭山 前夜車中泊した呉羽SAから登山口へ向かう。立山ICを降りてあとはカーナビ任せ。ところがナビ中止、何で?我が愛車のカーナビは10年も前の代物、道路が変わっていて、辺鄙な山間へ入るとしばしば似たことが起きる。
◆登山口は発電所の前、駐車10台ほど可能。 導水管が終わってほぼ水平な山道へ入るとすぐに分岐。古びたベンチが2脚、三枚滝への直進する平坦道と、左手へ上がる山道、道標にしたがって山道へ取りつく。このコースは要所には必ず道標がある。地元の登山仲間が協力して整備しているのだろうか。ありがたいことだ。 分岐から4分ほど登ると伐採木の古株がある。休憩するには手ごろだが、休みなしで先へ進むと、すぐに藪の陰にブルーシートが見える。ここが以前小屋が建っていたというところだろうか。
前方にピークらしい山体が見えてきた。あれが高頭山?とんでもなかった。時間的にもまだまだずっと先だった。勾配が緩んだり急になったりを繰り返しながら高度を稼いで行く。小さな下りのあと緩く登って行くと見落としそうな右手の切り開きに三角点の標石、到底山頂とは思えないが確かに三角点で。この先にもう少し高そうなふくらみが見える。足を延ばすとそこがゆったりとした地形の高頭山山頂だった。美しいブナの木に覆われた気持ち良い山頂。しかし何の標識もない・・・よく見るとオブジェのようなブナの木に、「高頭山」と書かれた小さな板切れが打ち付けられていた。実に地味な山頂、いかにもブナ美林に覆われた地味な佇まいが感じよかった。 ひと休みした後、山頂を辞す。 |