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霧ケ峰高原

長野県  2017.06.18
妻同行  
コース 散策 30分
霧ケ峰高原散策

レンゲツヅは激減
故郷辰野町の、感動的なホタルを鑑賞した翌日。帰路を少し遠回りして霧ケ峰高原へ立ち寄る。
この季節はレンゲツツジ(=鬼つつじ)の真っ盛り、広い広い霧ケ峰高原を赤く染めるみごとな風景が
忘れられない。

今は鹿の食害で無残な姿に変貌していることは承知で訪れてみた。
半年前、伊豆の山で転倒、圧迫骨折という大きいケガを負ってから半年、山登りから遠ざかっていた。高原歩きの霧ケ峰は、山登りとは言えないが、それでも標高千数百メートルから2千メートルの高原は山の雰囲気が十分。

目的はレンゲツツジの鑑賞。
20年、30年前の風景は残っていないということを知りつつ、もう一度その昔を偲びながら見てみたい・・・そんな感傷も抱いて訪れた。

期待はしていなかったものの、緩やかなスロープを隙間もないほどに覆っていたレンゲツツジは、かろうじて点々と見えるのみ。昔の面影はまったく失われていた。
それでも半年ぶりの山歩き気分、土の感触を味わいながら、なだらかなスロープを上り下り合計30分ほど、久しぶりに山歩きの感触を楽しんだ・・・やっぱり山はいいな〜。
あいにく曇りがちで展望は不芳。北、中央、南アルプスの一部が望めただけだった。
わずか30分程度の登り降りだったが、これを山歩き復帰の日とする。
いつの日か、レンゲツツジが高原を覆う絢爛豪華な昔はは戻るのだろうか。
 
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