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  烏帽子岳(1203m) 湯ノ丸山(2105m)

愛車セレナとのお別れ登山

 富山

 2018.05.17

 単独  
 コース

地蔵峠(5.30)―――コル分岐(6.15)―――前烏帽子(6.35)---烏帽子岳(6.456.55)―――前烏帽子(7.05)―――コル分岐(7.35)―――湯の丸山(8.10)―――三角点ピーク(8.208.25)―――湯の丸山頂―――地蔵峠(9.30)

最初に登ったのは26年前 、信州百名山踏破を目ざしての登山で、その後2回ほど登った馴染の山。

13年間、登山の供をしてもらった愛車セレナを処分することになり、最後の山行として烏帽子岳・湯ノ丸山へ。
どんよりとした雲の垂れ込めた天候、途中で雨がパラついが崩れることもなく、予定のルートを歩くことができた。

東の空が明るくなり始めたころ愛車セレナを駆って出発。高速東御・湯ノ丸ICを下りて長野・群馬県境の地蔵峠へ。広々とした峠の駐車場は車が23台見えるだけ。

早速出発、キャンプ場を突っ切り烏帽子・湯ノ丸コルまでは、整備されたなだらかな歩道。コルから湯ノ丸山への道を分けて烏帽子への登りにかかると、ようやく勾配が増して登山道らしくなってきた。踏み跡は明瞭で、ルートをあやまる懸念はない。初々しいカラマツの緑が目にしみる。足元にはショウジョウバカマ、ウスバスミレ?コイワカガミなどの花そして満開に咲くのはチシマザクラだろうか。
登り着いた稜線が前烏帽子。ピークの烏帽子岳はあと一投足の距離。

2066mの山頂は、巨岩累々と積み重なり、遮るもののない展望台だが、残念ながら遠望は利かない。西方眼下は千曲川と上田市塩田平。間近の角間山や桟敷山のほか、四阿山・黒斑山などともに、頭が少しだけ見えるのは浅間山か?天候に恵まれず、北ア、南ア、八ケ岳などの展望が得られないのが残念。
烏帽子岳山頂の岩陰で、風を避けて小休止。同じ道を湯ノ丸山とのコル迄引き返す。

コルから湯ノ丸山ピークへの高低差は-250m、思っていたより高低差を感じたのは脚力低下のせい?ここ1年半ほど、厳しい登りの登山をしていないのだから仕方ない。

広々とした円頂の湯ノ丸山は、吹きさらしの風が冷たい。遮るもののないはずの展望は、残念ながら周囲の山が見えるだけ。残念。

山頂標柱の高度は2101m、北へ5分ほど行った小ピーク2099mは国地院地図に三角点が記されているが、積み重なった岩の中のどこにあるのか見まわしたがわからなかった。
下山は、東の方角にあたる地蔵峠へと一気に下った。

烏帽子岳 湯ノ丸山 ショウジョバカマ

コルから湯ノ丸山ピークへの高低差は-250m、思っていたより高低差を感じたのは脚力低下のせい?ここ1年半ほど、厳しい登りの登山をしていないのだから仕方ない。
広々とした円頂の湯ノ丸山は、吹きさらしの風が冷たい。遮るもののないはずの展望は、残念ながら周囲の山が見えるだけ。残念。

山頂標柱の高度は2101m、北へ5分ほど行った小ピーク2099mは国地院地図に三角点が記されているが、積み重なった岩の中のどこにあるのか見まわしたがわからなかった。
下山は、東の方角にあたる地蔵峠へと一気に下った。

愛車セレナ

この山行は、愛車セレナが役目を果たし、2日後にはディラーに引き取られていく。セレナありがとう。
28才からマイカーを運転し、この間、最初の3台ほどは中古、その後はサニー、テラノ、サーフ、そして今回廃車とするセレナ。

特にテラノ、サーフ、セレナ・・・この車はホテル代わりでもあり、車内に寝泊した回数は何回くらい?数えきれない。北海道から九州まで、カーナビのない時代には地図だけを頼りに登山口へ行き着くのも一苦労。登山口へたどり着ければもう登山の半分以上は終わったような気分。懐かしく思い出す。
河原を走るような悪路、車1台がかろうじて走れる狭い林道、雪の中でもがいたこと・・・数えきれないほどの思い出がよみがえる。

車の内外をきれいにして、20日にディラーへ持ちこむ予定。


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