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屹兎屋山=きっとやさん(875m)
福島県 | 2005.10.17 | 単独 | マイカー | 一等三角点 | |||
コース | 登山口(9.10)−−− 屹兎屋山(9.55-10.00)−−−登山口(10.30) | ||||||
≪福島県山旅−3−≫
R399号を北上、加路川にかかる茱萸平(ぐみだいら)1号橋のたもとに屹兎屋山登山口への道標が立っている。 途中枝分かれもあるが、ダートの林道を道なりに進むとゲート設備がある。いつでも開放されているという感じだ。さらに走ると勾配を増して大きく左へカーブして行くが、このカーブ地点右側の石に赤い矢印が見えた。右手の細い林道へ入れという指示だろう。たぶんこれだと見当をつけて細い林道に進入する。やがてUターンできるほどのスペースがあり、その先は両側から藪がせり出した荒れた道となる。強引に車を突っ込む。路面もガタガタでひどい。車高の高い四駆でないと走るのは無理。 そして行き着いた終点がかろうじてUターン可能なスペースだった。あとから車が来ても、もうUターンすることも困難、ガタガタ道へ入る手前で駐車すべきだろう。とりあえずこの小さなスペースに車を止めて出発する。 左に屹兎屋山、右に猫鳴山を示す道標が立っている。 草薮の中の道を屹兎屋山めざす。沢沿いから植林の山道へ入ってゆく。ここ浜通りの山々は、山というより丘陵と言うほうが適切な低山ばかり、屹兎屋山も一等三角点という以外には取りえもない里山で訪れる人もわずかだと思われるが踏跡はしっかりとついている。 杉林の中のやや急な登りにとりつく。やがて落葉樹林帯となり、ひと登りすると尾根状の道に変わる。あとは展望もない樹林の道をだらだらと登って行くとあっけなく山頂に着いてしまった。 小さな芝草の広場に一等三角点の標石、それと茱萸平橋方面、猫鳴山方面を示す道標があり、テレビの中継施設らしい建物が藪の陰にあった。 どんよりとした空からは今にも雨が落ちてきそうな気配、一等三角点の写真だけ撮って山頂をあとにした。 この福島県山旅の日程表はこちらです |