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女神山(599m)

福島県 2005.10.18 単独 マイカー 女神山 一等三角点
コース 椚平分岐登山口(13.00)−−−女神山(13.35-13.45)−−−椚平分岐登山口(14.10)
≪福島県秋の山旅−8−≫
女神山山頂と一等三角点
一等三角点麓山から、これまた月館町の一等三角点女神山登山口へと移動。
R549号を北上、川俣町でR114号へ。10キロほど走ってから県道51号へ入り北上して行くと女神山の案内看板が見えてくる。
マイカーはこの先の七ツ森林道から入るように書いてある。しばらく進むと林道とは思えないほど立派な七ツ森林道入口があり、女神山登山口への道標が案内してくれる。

林道で高度を上げ、登山口を一つ見送ってさらに先へと進むと、月館椚平分岐と書かれた女神山登山口となる。
いくつかある登山口の一つだが、感を働かせ短時間で登れそうなコースとしてここを選んだ。標高は高々599メートルという低山、実際にはどのコースを選んでも大差ないのかもしれない。

山頂までの標高差は200メートル余、ピクニックというところだ。
樹林の尾根道を坦々と脚を運ぶ。山頂手前で急な直登と巻き道とに分かれる。巻き道をとると、東側からのコースが合流、そこに簡易トイレが設置してあった。登山道も遊歩道並で、雰囲気としては公園のような山といったほうがよさそうだ。
巻き道から尾根に戻ると、山頂はすぐだった。

山頂の一段高い大岩にしめ縄が張りめぐらされている。ほかに神社や祠はなく、これがご神体ということらしい。
広々とした山頂の中ほどに一等三角点が鎮座している。標石は小さな欠けが目立ち、どうも低山の三角点はどこも損傷被害を避けられないらしい。三角点マニアとしてはちょっと悲しい。
山頂広場の周囲には、パイプで作られたのぞき眼鏡のようなものがたくさん立ち並んでいる。一つ一つに山の名前がつけられていて、その穴を通してのぞくと、名前の見える山が見えるという寸法だ。山座同定に工夫を凝らした妙案で面白い。しかし半分以上は壊れていて役に立たないのが残念だった。

山頂からざっと見回すと安達太良山、霊山、大滝根山、日山などが確認できたが、ただ似たような凡庸な山並みという感じしか受けない。その中で聳立する霊山の岩壁だけが目を引いた。

この日は鎌倉岳、日山、麓山、そしてこの女神山の4座を登って終りとし、翌日予定の霊山登山口へと向かった。



                
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