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半田山(863m)
福島県 | 2005.10.19 | 単独 | マイカー | 半田山 一等三角点 | |||
コース | 山頂駐車場(8.30)−−−半田山(9.00)−−−山上駐車場(9.25) | ||||||
≪福島県秋の山旅−10−≫
カーナビ任せに車を走らせ、霊山から桑折町半田沼自然公園へ向かう。 霊山から1時間弱のドライブで半田沼へ到着。 半田山登山は沼畔のキャンプ場からコースが始まるが、林道を上がって行くと山頂近くにも駐車場があって、ここからだと簡単に頂上を往復できる。簡便登山に後ろめたさを感じつつ、そこまで車を進めることにした。 半田沼を周回する道路の途中から左折して1車線の急な道を上って行くと、林道最高点と思われるところに道標があり右折するとゆったりとした駐車場があった。 道標に導かれて登山道へ入る。すぐに休憩用の四阿屋が左手に建っている。 最初は松や落葉樹の緩やかな道で、汗をかく間もなく山頂かと思ったが、途中からあえぐような急登となった。 登山道沿いの落葉樹林はようやく色づき始めたところで、本格的な紅葉にはあと何日かかかりそうだ。 山頂までの距離表示を目で追いながら、一歩一歩ゆっくりと脚を運ぶ。額から汗が流れるころ急登が緩んで、表示は山頂まであと300メートルとなる。 標高差200メートル余を30分の登りだったが意外にきつかった。 登りついた山頂は樹木に囲まれて展望はなし、片隅に石祠が三基、肩を寄せ合うように並んでいる。そして目的の一等三角点を確認、この三角点標石の損傷もひどいものだった。 今では測量は衛星を駆使するようになり、三角点の重要性も薄らいできているとはいえ、大切であることには変わりない。三角点にいささかのこだわりを持つ身にとっては、このように痛めつけられた標石には胸が痛む。 休むことなく駐車場へ戻り、次の蓬田岳へ向かった。 |
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