房住山=ぼうじゅうざん(409m)
秋田県 | 2006.10.10 | 単独 | マイカー | 地図 小又口北東 | 房住山 二等三角点 | ||||
コース | 登山口(6.55)---山頂(7.40-7.50)---登山口(8.35) | ||||||||
男鹿半島寒風山からR54号で八郎潟を横断。さらにR37号線を東進すると房住山への林道入口となる。鳥居が目印になってすぐにわかった。 鳥居から舗装された林道を2キロほど走ると房住山登山口の駐車場となり、トイレや案内看板も整備されている。ここを井戸下田登山口というらしい。 道標を確認して駐車場の階段から房住山へ向かう。すぐに杉木立の中に神社を見て階段道を行くと、右手から滝の上コースが合流する尾根となる。 ふだん杉の木と言えば植林された人工林しか目にする機会はないが、この尾根道沿いはブナの中に天然の杉が混生、この杉が実にみごとで目を惹く。 コース沿いには石仏が次々と鎮座していて、房住山が古い歴史を有する修験の山であることが実感される。 500メートルにも満たない低山で、これほど豊かなブナの森が残されているのに感心しながら、アップダウンを繰り返して行く。この山はブナもさることながら天然杉の巨木がなんとも言えない。植林杉と比べると明らかにたくましさが格段にちがう気がする。展望はないがこの樹林だけで十分楽しむことができる山だ。 途中で冒険コース、ばば落としという急坂道が分かれていたが、一般コースの方をとって先を急ぐ。 山頂までは45分の行程だった。まずは二等三角点を確認してから、山にそぐわないような立派な展望台に上がってみた。あいにくの曇り空で遠望はなかったが、展望案内には森吉山、鳥海山、男鹿半島などが表示されていた。 このあとまだ姫ケ岳へ登る予定があるので早々に山頂を後にした。帰りはばば落としの急坂を下ったが、距離的には短いものだった。 |