巾山=小国巾山(516m)
秋田県 | 2006.10.15 | 単独 | マイカー | 地図 川辺北西 | 巾山 一等三角点 | ||||
コース | 車道脇にあるという一等三角点を車を走らせながら40分ほど探したが見つからず。 | ||||||||
三角点名は小国巾山、ただし国地院地形図をはじめ巾山、または小国巾山という山名の記載されているものは、私の知る限りにおいてどこにも見当たらない。 つまり山としてはまったく無名の存在ということだ。 訪れてみてそれがわかった。山というより、いくつもの丘が波のように起伏する丘陵地帯だったのだ。気にしているのは一等三角点に想いを寄せる好事家だけだろう。 付近で巾山スキー場という看板が目についたから、あるいは地元では巾山という名前は認識されているかもしれない。ただしそれは山としではないかもしれない。 好事家の部類の私も、秋田県内標高500メートル以上の一等三角点めぐりの一環として訪れたのだ。地図を見ると車道脇に三角点記号があり、隣接して「高塔」記号もある。ネット情報で、そこには電波反射塔がある(あるいは『あった』)というのは間違いない。。 道路地図と2万5千図を照らしながら、仁賀保町の県道32号線で仁賀保高原へ。見当をつけたあたりで牧草地の中に2基の電波塔を発見、しかしそのいずれにも三角点はない。 32号線を少し移動、道標を見てキャンプ場方面へ向かってみる。さっきの2基のほかには電波塔らしいものは見あたらない。代わりに巨大な発電用風車が10いくつ立ち並んでいる。風車建設のために電波塔はどこかに移動した可能性もある。 波のように盛り上がる高みをいくつか探すが大変な作業だ。一番高いと思われるところには「ひばり荘」というレストラン風の建物があるが三角点はない。 40分ほど探し回ったがこのだだっ広い中をめくらめっぽう探す方が無謀、一番高そうなひばり荘で巾山を登ったことにして三角点を探すのはあきらめ、次の八塩山へと向かった。 |