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八塩山(713m)

秋田県 2006.10.15 単独 マイカー 地図 矢島北東  八塩山 二等三角点
コース 風びら登山口(7.10)---鳥居長根コース---八塩山山頂(7.50-8.00)---風びらコース---登山口(8.30)
八塩山二等三角点

≪日本の山1000≫

仁賀保町の巾山から八塩山へ車を飛ばす。
県道32号線を東に向かって東由利町に入る。やがて八塩キャンプ場の看板を見て右折する。整備された大きなリゾートエリアがあり、その先が八塩ダム湖。ダム湖の右岸を行くと迷うことなく八塩山登山口に着くことができた。

コース案内板などのある駐車場に車を止め、鳥居をくぐって出発。最初は杉林だがすぐにブナの林に変わる。
10分ほどで鳥居長根コースと風びらコースに分かれる。先を歩いている人が鳥居長根コースを行くのが見えたので、それを真似して後を追う。
尾根に沿った登山道の整備はよく出来ていて、ファミリーハイキングにも安心して歩ける。少し色づきはじめたブナ林がまた良い。わずか700メートルほどの低山で、このようなブナ林を味わえるのも東北の山の魅力である。

風びらコースが右から合流した先が最高点の山頂で、数メートルコースから右にそれたところに八塩山山頂の標柱と二等三角点があった。三角点を確認したあと200メートほど進んだところに八塩神社が建っていて、ここから少しだけ眺望が開けているものの目ぼしい展望はなく、眼下に田園風景や低山のつらなりが見えるだけだった。

山頂から少し戻ったところに鳥海山展望所の案内表示があったので、ここから朝もやの中の鳥海山を展望する。
帰りは風びらコースを下る。こちらもブナの大木が林立する美しいコースだ。途中から急斜面の下りとなるが、別に緩やかな迂回コースもつけられている。
往復1時間20分、手軽にブナ林を楽しめる山だった。