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京都府 鷲峰山=じゅうぶさん(681m)

京都府 2006.11.20 妻同行 マイカー 地図 笠置山北西  鷲峰山 一等三角点
コース 金胎寺入口(13.50)---金胎寺---金胎寺入口(14.05)---鷲峰山(14.25)---金胎寺入口(14.50)
鷲峰山一等三角点

三重県伊賀の霊山をあとにして名阪国道、そして163号線と走り、和束町から県道62号へ入る。山越えの狭くかつ急カーブの連続する道を上がりきったあたり、金網フェンスのところで右折して林道2号鷲峰山線へと変わる。こんな奥にまで茶畑が・・・と感心しながら車を進めると、ようやく金胎寺の入口があった。

予定では麓の原山から歩くつもりだったが、あいにくの雨で簡便に一等三角点だけ踏むことにしてここまで車で上がってしまった。

路肩の広がりに駐車して金胎寺へ。坂道を数分歩くと金胎寺の境内となる。濃い霧で30メートル先もかすんでしまうほど、茶店にも人の気配はなく社殿入口も閉じられていて入ることができなかった。
地図を見ると金胎寺と三角点とは少し離れている。寺の境内を突っ切って行く道があるのかもしれないが、社域への入口は閉じられている。多宝塔への道標が立っているが、これが三角点へとつながるのかも不明。いったん駐車場所へと戻る。

地図を確認しなおし、林道から三角点まで歩くことにする。目じるしは地図に載っている二つの電波鉄塔だが、濃霧が夕暮れを感じさせるような薄暗さで、その鉄塔の確認が出来るかどうか。
左に分かれる林道を2本見送ると、金胎寺から延びてきたらしい山道が右手から合流していた。さらに湯屋谷ハイキングコースの合流を過ぎると、左に大きくUターンする道が分岐する。霧の中にかろうじて鉄塔らしい影を妻が見つけた。Uターンの舗装道を上ると2本の鉄塔が並び、その先の二又の山道を右手に進むと一等三角点標石の山頂だった。

傷みの進んだ一等三角点標石のほか、『一等三角点鷲峰山、設置明治13年』という看板と、天測点が狭い山頂にならなんでいた。