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長興寺山=ちょうこうじさん(954m)

長野県 2007.02.21 単独 マイカー 地図 塩尻市南西 長興寺山 三等三角点
コース 本洗馬歴史の里駐車場(7.05)---妙義山神社(7.25)---長興寺山(7.35-7.40)---本洗馬歴史の里駐車場(8.05)
長興寺山三等三角点

安曇野から白銀の北アルプス写生を目的にして出かけた。そのついでに小さな山を登ってきた。

塩尻ICから19号線を木曽方面へ向かい、桔梗ケ原信号で右折、奈良井川を渡ってから原村バス停を左折する。数百メートル行くと右手に『本洗馬歴史の里資料館』の小さな案内が立っている。資料館への車幅ぎりぎりの道を突き当りまで進むと資料館の駐車場がある。

地図にも登山道が記されていないような里山であるが、ここから尾根上の神社(妙義山神社)までは破線が載っていて、長興寺山はその南方間近に位置している。長興寺から登る道もありそうに思えたが、資料館からの方が分かりやすいと判断して選んだ。

駐車場から妙義山神社という扁額のかかった鳥居をくぐると300坪ほどの草原に出る。その先は道が消えている。よく見ると道らしい形跡の残る沢状を、ヤブをかきわけ尾根目がけて登って行く。
(鳥居をくぐった先の草原に出ると右手に墓地が見える。墓地まで行くと支尾根をたどる明瞭な踏跡があるので、これを行くのが正しいコース)

10分余でヤブを登りつめると尾根となり、そこにははっきりとした道がついていた。赤松の目立つ尾根を進むと小さな祠の建つ妙義山神社があった。指呼の先に見える突起が長興寺山で、地図には載っていないがこの先も歩きいい道が延びている。
ほとんど平坦に近い道を行くと送電鉄塔がある。鉄塔のすぐ先で赤テープが目に付く。ここで右手の踏跡に入って行く。マツタケ山で入山禁止の表示と、テープが張りめぐらされている。テープに沿って緩く登って行くと間もなく長興寺山の山頂だった。
落ち葉の散り敷いた切り開きの空間に、三等三角点の標石と、樹幹に手製の山名プレートが一つ見える。朝もやのためか展望はなかったが、もやが晴れると樹間から松本市周辺の山々が見えるのかもしれない。

帰りは同じ尾根を末端まで忠実に下り、広場から見えた墓地へと出た。