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栗尾平＝くりおいら（８４７ｍ）

長野県		2007.02.21	単独	マイカー	地図　塩尻市南西	栗尾平　四等三角点
コース	奈良井川林道入口へ駐車(8.40)－－－栗尾平－－－駐車場所(10.15)
栗尾平付近にあった標識 三等三角点長興寺山のすぐ近くに四等三角点のあることを地図で確認しておいたので、ついでにこれも登ってみることにした。ただし国地院地形図には三角点記載があるだけで山名は記されていない。つまり無名の山で、点名の方は栗尾平となっている。 アクセスはわかりにくい。塩尻ICから国道１９号線を木曽方面へ進み、桔梗ケ原信号を右折、信濃ワインなどのワイン工場のある道を走ると奈良井川を渡る。橋を渡ったところで左折、上組という集落をめざす。『ログハウス天神』の表示があるので(わかりにくい)それにしたがって右折すると間もなく奈良井川林道入口となる。 林道は通行止の表示が出ている。ゲート閉鎖はなく進入可能に見えたがここから歩くことにする。 ２月だというのに陽気は春のようだ。林道周辺には雪もほとんど見えない。勾配を感じさせない林道を、陽射しをあびてのんびり歩いていくと『ログハウス天神』への道が右手に分かれる。ここで林道は沢を渡って左へと進む。道はかなりひどいぬかるみとなってきた。間もなく林道が二分して左手の道へ入れば三角点があるはず、その分岐を見落とさないように注意しながら進むが見つからない。 しばらく行くと道路脇に『栗尾平』の標識が立っているのが目についたが、ついに分岐に気づかぬままその先で工事現場の通行止となる。 少し戻って『栗尾平』の標識があった付近の尾根に三角点を探してみた。20分ほどヤブっぽい中をぐるぐると回って見たがダメだった。 地図を丹念に再検証、送電線と林道が交叉するところが林道分岐になっている。頭上を見上げながら戻って行くと、送電線が真上に見えたところで、草のはびこった廃道同様の林道が分岐しているのを発見、この林道跡の路傍に三角点があるはずだ。地図と照合しやすい地形ですぐに三角点は見つかると思ったが、落ち葉の下にでもなっているのか目につかない。高みから少しはずれているために見つけにくいということもある。地図で見比べても１０メートルの誤差もないほどに位置が推定できるのについに見つからなかった。その付近のいちばん高いところへ登ってから車まで引き返した。