hkk-732
白猪山=しらい(820m)
三重県 | 2007.003.21 | 単独 | マイカー | 地図 大河内南西 | 白猪山 二等三角点 | ||||
コース | 林道入口付近(9.05)---登山口(9.20)---白猪山(10.15-10.20)---林道入口付近(11.10) | ||||||||
≪日本の山1000≫ 早朝に七洞岳を登ってから次の白猪山へ移動。 国道166号線を奈良県方面へ向けて西進すると白猪山登山口を示す看板が目につく。ここを右折、山裾の斜面を石垣で段々状に切り拓き、そこに田畑や家屋が寄り合うような集落の中を山へ向かって走る。対向車のないことを願うような細い道だ。 石垣を積み上げ、わすがな平地を何段にも拓いてきた先人の苦労と勤勉さが偲ばれる光景だ。 集落(都)が途切れた先から林道が始まる。林道入口には進入禁止の立て札がある。付近に駐車スぺースが見当たらない。通りかかった地元の人に教えてもらって、林道入口付近の堰堤下の空き地に止めることができた。1台分ほどの小さな空き地で、四駆でないとためらわれるような急坂だ。 林道を進むと民家らしい建物があり、犬が私に向かって狂ったように吠え立てていた。さらに進むと左手に瓦葺の民家が見える。住んでいるのか廃屋なのか、静まり返っている。ここからが登山道で、道標にしたがい右手山道へと取りつく。 植林帯がしばらくつづいたあと落葉樹林になって明るい陽射しが降り注ぐ。やはり落葉樹林は気持ちが安らぐ。その後も杉・ヒノキの植林帯となったり落葉樹林となったりする中を登って行く。眺める景色もなく、単調にただ足を運んでいくだけだ。 樹林を抜け出て山頂手前の小ピークに立つ。ここから山頂まではやや急な登りを一投足だった。 山頂の一角には立派な展望台が設置され、二等三角点はその先数十メートルのところにあった。 今年は亥年、新年には亥年にちなんで多くの登山者が登ったことだろう。ピークの山名表示板には、絵馬ならぬイノシシの絵が描いてあった。 山頂から奈良県方面への展望が広がっている。目を凝らすような展望はないが、局ケ岳の三角錐だけが目だっていた。 |