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鈴鹿 三国岳=みくに(901m)~焼尾山=やけお(922m)

三重・滋賀・岐阜 2007.04.27 単独 マイカー 地図 篠立北西 三国岳 三等三角点
コース 鞍掛トンネル駐車場(4.55)---鞍掛峠(5.15)---分岐(5.30)---三国岳(6.05)---分岐---焼尾山往復所要数分---鞍掛峠---鞍掛トンネル駐車場(7.10)
三国岳山頂 焼尾山山頂

登山口は昨日の御池岳と同様306号線鞍掛トンネル東側駐車場から。
三国岳・焼尾山は鈴鹿山脈の最北端に位置する山、これを登ると鈴鹿山脈の山はほぼ登り終わったことになる。そう思って今回の登頂予定リストに加えた。

昨夜は藤原岳登山口付近、国道306号線沿いのパーキングエリアで車内泊、夜明けとともに鞍掛トンネルへ。昨日は満車の駐車場もまだ車は1台もない。
鞍掛道の道標にしたがって、肌寒さを感じる冷気の中を20分、鞍掛峠に着く。昨日の御池岳とは反対の北へ向かう尾根を行く。送電鉄塔を過ぎ、やや急な登りで分岐となる。板切れに左方向三国岳とある。左へ直角に折れる感じでコルへと下って行く。樹間から朝陽を浴びた御池岳が垣間見える。小さなコブを一つ越えると大きな下りが待っている。高低差はほぼ150メートル、もったいないような下りのあと、今度は同じ高低差を登り返すと三国岳901メートルの山頂となる。『三国』は滋賀・三重・岐阜を指す。

三国岳は三つのピークからなっていて、この先にまだ二つのピークを残し、三角点は一番北のピークにあるが、高さでは901メートルのここが一番高い。
周囲は潅木に囲まれていて展望はない。山頂の写真だけ撮って引き返す。

分岐まで戻り、焼尾山への道と思われるもう一方の踏跡をたどる。御池岳が背後に、そしてはるか北方には雪をまとった加賀の白山がのぞめる。足元にイワウチワの花がいくつか見える。5分もかからずに焼尾山だった。私製の山名プレートが二つ三つ見えるだけ、山頂はヤブに囲まれて展望はない。地図には焼尾山の名前は載っていないが、標高は三国岳より21メートル高い。

往復2時間15分の早朝登山で2座稼ぎ、鞍掛トンネルへ下ったあと予定している養老山へと車を向けた。