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三方山=さんぼう(722m)~養老山=ようろう(859m)

岐阜 2007.04.27 単独 マイカー 地図 養老南西 養老山 一等三角点
コース 養老の滝駐車場(8.05)---ベンチ(8.40)---三方山(9.00-9.05)---小倉山---養老山(9.45)---小倉山(10.00-10.10)---三方山---養老の滝駐車場(11.00)
濃尾平野を俯瞰する三方山 養老山一等三角点

≪一等三角点≫

上石津町から56号線を養老町へ向かう。養老公園・養老滝の道標で右折、あとは滝への道標を追っていけば林道分岐ゲートの先が駐車場だ。駐車料金は500円、まだ管理人は来ていなかったのであとで支払うことにして養老山へ出発する。

ゲートの脇をすり抜けて林道を少し歩くと三方山方面と笙ケ岳方面の分岐、ここは三方山へと向かう。広い河原に似合わない細々とした流れをまたいで山腹の登りに取りつく。しばらくつづくジグザグ道が一段落するとベンチのある小広場。休むことなく先へと足を進める。
このコースは全体の大半が丸太の階段道、まさに遊歩道。ところが足巾が合わない。そのために多くのハイカーは階段をわざと外して歩いている。こうした人間工学を無視した造作は何とかならないのだろうか。もったいない費用だ。それはここだけの話ではなく、いたるとこに見られる現象だ。

登山口から山頂までの標高差は約600メートル、山の高さに比べるとそれなりに歩きでがある。
ベンチから20分ほどで三方山、なかなか良い眺めが広がっている。眼下には大垣市、岐阜市、そして名古屋市へとつづく濃尾平野、その中を木曽三川(木曽川、揖斐川、長良川)の流れがきらきらと輝いている。真っ白い乗鞍岳や御嶽山、恵那山などものぞめた。

目的は養老山だが、目にする道標は小倉山の名前とか、笹ケ原という名前、どうして養老山の名前が出てこないのか、間違えた道を歩いているのではないか?ちょっぴり不安も。

三方山からも相変らず遊歩道のような道がつづいて、道標にあった小倉山に着く。ここが地図にある841メートル標高点だろう。このあたりは小倉山園地と名づけられていて、休憩舎や散策コースが作られている。三方山同様展望がいい。

小倉山から少し下って行くと林道らしいものに出会う。ここに養老山への道標があるのを見てひと安心。カタクリの花を目にしながら、前方に見える高みを目がけて行くと間もなく目指す山頂だった。
まずは一等三角点を確認、登山者の多い山にしては保存状態は良好だ。展望の方は残念ながら潅木に遮断されていた。

下山は別ルートをとろうかと思ったが、コース、時間などがよくわからないので同じ道を戻ることにした。
下山後養老の滝を見物してから帰宅への途についた。