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長野市 高雄山=たかお(1166m)

長野県 2007.05.04 単独 マイカー 地図 稲荷山南西 高雄山 三等三角点
コース 林道途中(10.45)---ウオーキングコース入口(11.05)---高雄山(11.22)---駐車場所(11.50)

高雄山は長野市・千曲市境界にあって、麓集落の人たちのほかにはほとんど知る人もないような里山である。
近年カタクリの里として花の時期には訪れる人も少しづつ増えてきているようだ。今回登った5月のGWは花も過ぎて花がらがいくつか目についただけだった。

アプローチの道を間違えてちょっと戸惑ったが、千曲市側からならR18号屋代駅付近で403号線へ、5キロほど走ったところで県道390号線小峰稲荷山線へと入れば間違えることはない。山間道をかなり走り、小田原という山里集落に入ると、上記写真のような案内看板が目につく。(現在地という印が看板のある場所)ここが高雄山への入口となる。付近には小さな駐車スペースもあり、この周辺がカタクリ群生地になっている。

案内看板から農道のような細道へ車を進入、対向車があったら避けようのないような細い道だ。棚田の中を抜けると林道となり、ところどころウォーキングコース入口まで××mという表示が立っている。
ウォーキングコース入口まで900m表示のところに駐車スペースがあったのでここから歩くことにする。

舗装されたつま先上がりの林道を900メートル、ゆっくりと20分近く歩いてウォーキングコース入口着。ここが車道終点で3台分ほどの駐車スペースがある。
訪れる人も少なかろうと想像するが、道は山頂までおおむね丸太で階段状に整備されている。杉の人工林の中を緩やかに登って行くと間もなく尾根上に着く。ここで左に曲って潅木の尾根を行くようになる。タラの芽がいくつか目につくが、採るにはまだ少し早い。尾根道を数分歩くともう山頂だった。樹林に囲まれて展望はない。三等三角点がぽつんとあるのみの淋しい山頂だった。

山頂をあとにして別のルートを下ることにする。こちらも丸太の階段が整備されている。駐車場所になるべく近いところへ降りられること願って下っていくと、降り立ったところは車から200メートほどしか離れていないところだった。

五月晴れの下、1時間余の小さなハイキングだった。

帰りは390号線を信州新町方面へ向かい、途中大花見池のところを篠井方面へ右折、千曲市更埴へと下った。途中白銀の北アルプスの展望がみごとなところがあって、車を止めしばし見とれてしまった。