乗鞍岳=(3026m)
長野・岐阜 | 2007.09.03 | Hさん同行 | 地図 乗鞍岳南西 | 剣ケ峰 一等三角点 | |||
コース | 畳平---乗鞍剣ケ峰---畳平 | ||||||
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乗鞍岳(3026m)
長野・岐阜 | 2007.08.13 | 孫娘ほか | バス | 地図 乗鞍岳南西 | 剣ケ峰 一等三角点 | ||||
コース | 畳平から往復 約2時間半 | ||||||||
21年前、直腸癌の手術、そして人工肛門となった。 失意の中から日本百名山を生きがいとして登山を始めた。その時点で既に登頂済みが12座あったが、そのうち11座は再度登りなおしが出来ていたもの、乗鞍岳のみ昔登ったままになっていてそれがずっと気がかりだった。 今回、小三の孫娘、私の長男、そして妻との4人連れで登頂することができた。始めて私が乗鞍岳へ登ったのも、今回同行した長男が小学生の時だった。 畳平からお花畑を通り、孫娘のゆっくりゆっくりしたペースで歩いたが、それでも孫娘は「疲れた」とか「どうしても頂上へいかなくちゃあいけなの」などと弱音をはきながらも、何とかついてきた。 山頂まで蟻の行列さながらの人、まさに老若男女入り混じっての賑わいである。 2時間ほどかけて山頂に到着。下界の酷暑とは別世界。寒さを避けて岩かげに隠れるようにして休憩。孫娘には始めての3000メートル峰だが、喜んでいるのは平爺さんの方、孫娘は岩にべたっと腰を下ろして嬉しそうな顔も見せない。 天気も良く、槍、穂高岳をはじめ大展望が広がっているが、その山岳美も孫娘には関係ないようだ。思いは早く降りてアイスクリームを食べること。 来年は小屋泊一泊の縦走についてきてくれるかどうか。そんな日の来ることを楽しみにしている爺さんです。 |
乗鞍岳(3026m) 登頂日1976.08.×× 家族
畳平駐車場---乗鞍岳---畳平駐車場 | |||||
所要時間 ××× | 1日目 ***** | 2日目 **** | 3日目 **** | ||
昔、家族と観光気分で登った山=39才
その翌年、日本100名山挑戦が癌との戦いであるかのようにして始った。 その時点で過去に登ったことのある百名山は12座 霧ケ峰 蓼科山 雲取山 大菩薩嶺 白馬岳 美ケ原 妙高山 高妻山 越後駒 常念岳 槍ケ岳 乗鞍岳 12座のうち乗鞍岳以外の山は再登を果たしたが、なぜか乗鞍岳だけはいまだに登りそこなったままになっている。 今年こそは、今年こそはといつも気にかけながら機会がない。 辰野の生家へ家族で帰省した夏の一日、観光気分で乗鞍岳登山に出かけた。 登山と言っても標高2740メートルの畳平まで自動車で登ってしまうので、実質 300メートルの高度を自分の足で歩くだけである。 奈川渡ダムの巨大な堰堤の先から舗装道路と別れ、畳平への林道に入った。上って行くにしたがい、洪水後の河原のように、石の散乱したひどい道になってきた。立ち往生した自動車が何台も進路をふさいでいる。後続の人達が力を貸して押し上げるなど苦労の末、やっとの思いで畳平に到着 した。 平湯方面からスカイラインでやってきた観光バスやマイカーで畳平の駐車場は一杯。 自動車から降り立ち、 肩の小屋までは広い車道を歩く。その先から登山道らしくなって観光客に交じってゆっくり登って行くと、歩き始めて1時間程度で乗鞍岳最高峰の剣ケ峰に立つことができた。 私や家族にとって3000メートル峰に立つのは、これがはじめての体験であった。 |