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不動峰=ふどう(1374m)~鉢伏山=はちぶせ(1454m)
長野県 | 2008.05.26 | 単独 | マイカー | 地図 高遠 | 不動峰 二等三角点 鉢伏山 四等三角点 |
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林道ゲート前(9.05)---林道終点(9.20)---尾根上(9.50)---稜線(10.20)---鉢伏山(11.05-11.20)---不動峰{12.15-12.25)---l稜線からの下降点(12.35)---下山(13.30) | |||||||||||
県道19号の卯の木交差点から207号へ折れ、手良(てら)小学校前から蟹沢集落へ。人家の途絶えたあたりで通りがかったおばさんに登山口をたずねてみたが不動峰という山すら知らない風だった。地図で見れば目の前にこんもりと見えるのがそれらしいのだが・・・・。次に畑仕事の年寄りに尋ねる。思ったとおりそれが不動峰だった。不動峰への入口は教えてもらえたが「道がわかるかどうかなあ・・・」とのこと。どうもあまり歩く人もないようだ。 蟹沢の集落を過ぎてすぐに右手にマレットゴルフの看板が見える。(気をつけないと見落とす)その先に金網フェンスの施設がある。実験動物を飼育しているらしい。金網フェンスの手前に林道があって、入口はゲートでしっかりと閉じられているが施錠はされていない。開けて入ることができる。 道路脇に車を止めてスタート。ゲートから15分ほどで林道終点、ここから沢沿いの細い踏跡をたどる。すぐにホースで引水している施設があって、この先は踏跡は完全に消滅してしまった。地図の破線はこのルートではなかったのか、もう一度地図を広げてみたが確信が持てない。とにかく前進することにして周囲を見渡す。このまま沢を詰めるより、左右どちらかの尾根へ出た方がよさそうだ。右手の支尾根目指して藪斜面を這いあがる。残念ながら尾根にも踏跡はない。カラマツの間伐材が乱雑に放置されていて歩きにくい。藪を分けたり伐採されたカラマツをまたいだり、障害物競走のような登りに汗を流す。 藪こぎ30分で踏跡のはっきりした主尾根に登りついた。ここに目印を残す。(この主尾根は、地図の1010m標高点から不動峰へ向かって示されている破線の尾根らしいことが、下山後地図を再確認してわかった) 踏跡を追ってしばらく尾根を歩くと林道跡へ出る。すぐに林道跡は二分するが左へ、次の二分はまた左へ、その先で林道と別れて尾根の細道へ入る。次第に藪っぽくなってきて、最後は藪漕ぎ同然で稜線へ出た。現在他の確認ができず不動峰のありかがわからない。(林道跡は地図にはまったく表示はない) 鉢伏山は真北の方角、とりあえず北へのコースをとる。なだらかな道を進むと『美篶小学校PTA林』のプレートやテープ類が目につき、紅白杭のあるところで直角に右折する。この先はなだらかなアップダウンを繰り返す明瞭な道となる。 道標の類はいっさいなし、不動山を経由して鉢伏山へ向かうつもりだったその不動山もわからずじまい、確かに鉢伏山へ向かっているのかどうか、少し不安は残っていたがどんどん足を進める。 稜線のコースながら樹木が茂ってほとんど展望はない。落葉期なら樹間から南ア、中アが望めるだろう。 紅白の杭は鉢伏山まで番号順に短い間隔で立っているので良い目印になる。信州大学農学部の表示もいくつも立っている。
紅白杭の番号はここが315だった。樹木に囲まれて展望はない。樹間から中アや仙丈ケ岳などがわずかに見えるだけだった。 同じ道を引き返して不動峰のピークまで行ってみることにする。 稜線へ登りついた地点を通り過ぎてさらに先へ行ってみた。小さな切り開きがあって基礎部分が地上へ浮きあがった標石が一つ。刻字も不鮮明で読みにくいが、かろうじて三角点ということだけは読み取れる。しかし二等という刻字は読めないし、一般的な三角点標石とは字の配置がちがう。位置からしてこれで間違いないと思われるが、念のため少し先まで様子を見に行ったりしたが、それらしいものは見つからなかった。山名表示もないつつましやかな山頂だった。 帰りは藪こぎのところも迷うことなくすっきりと通過できて、林道ゲートまでに戻った。その足で同級会場へと向かいゆったりと温泉へ浸かった。 |
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友人から不動峰の三角点について次のようなアドバイスを受けました。
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