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上田市 太郎山(1164m)

長野 2009.01.01 単独 マイカー 地図 真田  三等三角点
駐車地(7.55)---表登山口(6.00)---太郎神社(6.55-7.05))---太郎山山頂(7.05-7.10)---表登山口(7.45)---駐車地(7.55)
太郎山での初日の出

元旦登山。

あらかじめ日の出の時刻を読んだ上で出かけた。ところが登山口付近は駐車可能のスペースはまったく残っていない満杯状態。Uターンするスペースすらない。暗い道を恐る恐るバックでかなり下まで戻る羽目になった。やはり余裕を持って出かけなくてはいけない。何ごとにもせっかちな私としてはとんだ失敗だった。
5分や10分余計に歩くことは何の苦にもならないが、果たして山頂の日の出に間に合うかどうか、それが心配になる。

登山靴への履き替えももどかしい思いで出発。
太郎山はほぼ毎日のように登っている人もいると聞いたこともあり、また元旦には初日の出目あての人々で賑わうことも知っている。そう言えば何年か前に同じように初日の出を期待して登ったことがあるが、そのときは雲に邪魔されてダメだった。
太郎山はこれで何回目になるだろうか。今回は歩いたことのない裏登山道からのルートで登るつもりだったが、駐車の関係で表登山道になってしまった。
登山口からしばらくは急登がつづく。凍った道に気をつけながら、脚力の弱ってきた私なりに精一杯の力で山頂へと足を急かせる。
東の空がオレンジに染まって、焦りに拍車をかける。間に合うだろうか。急ぎに急いで標高差約550メートル、汗をしたたらせて55分ほどで登りきると、そこが太郎山神社、100人近い人たちが今か今かと赤く染まった東の空を見つめている。
到着して1、2分、山の稜線に太陽の頭がせりだしてきた。初日の出の光陰がモノトーンの世界に彩を添えはじめる。きわどいタイミングで間に合った。いっせいに万歳の声、神々しい日の出に平安と無事を祈って手を合わせた。

そのあと神社に参拝、お神酒をいただいてから数分先にある三角点まで行く。あいにく北アアルプスなどは雲中に閉ざされ、八ケ岳などの展望しか得られなかった。

下山は先行者を次々と追い越し、気持ちいい汗をかいて初登山を終わった。

(上に記した行程時間は、少々曖昧です)