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関東百山 城峰山=じょうみねさん(1038m)
登頂年月 2004.01.09 天候 快晴 同行者 単独行 マイカー利用 一等三角点
自宅(5.50)===西門平(8.15-20)−−−林道横断(8.50)−−−送電塔−−−鐘掛城(9.30)−−−小ピーク(9.40)−−−石間峠−−−城峰山(9.55-10.05)−−−石間峠---送電塔−−−林道横断(10.40)−−−西門平(11.00)

以前東京に住んでいたとき、西上州・秩父の山々は、主として冬の季節にかなり歩いたつもりだが、まだ登り残した山がたくさんある。その中の一つ城峰山へ出かけた。一等三角点、関東百山でもある。以前私がこの周辺の山を登っていた頃には関東百山などというものはなかった。
長野からは遠いと思っていたが、時間的には東京からより近いことがわかって驚いた。これからも気軽に出かけられそうだ。
城峰山一等三角点
「関東100山」の残り10数座を登るのは意外に簡単かもしれない。

上信自動車道吉井ICを出てR41、R13と走り、神泉村方向へ向かう。杉の峠を越えて皆野町からR284を秩父華厳の滝方面へ向かい、狭くなった1車線の道を山の中へと入って行くと、やがて山間に張り付くような小さな門平の集落となる。高札場跡という看板の先で路肩の広くなった左カーブ付近に車を止める。カーブの石碑が立っているところが登山口で道標が立ち、関東ふれあいの道・城峰山を案内している。ここは西門平というところでバス停もある。

簡易舗装の急な坂道へ入るとすぐに神社がある。小さな茶畑を過ぎて車道をしばらく歩くと登山道への入り口があり、ここから山道となる。間伐作業中の杉林の中をじぐざぐに登ると林道に出合う。送電塔NO23の巡視路にもなっていて、道は歩きやすい上に、関東ふれあいの道という石標、城峰山道標などが完備している。この林道を横断してさらに山道を登ると送電鉄塔に出る。
杉や桧の植林が気に入らないが、雪もなく快適に高度を稼いで、鐘掛城のピークに着いた。ここまで1時間10分の行程だった。戦国時代の山城の跡である。今は樹木が茂って北側が開けているだけだった。

鐘掛城からいったん下り、小さなピークを一つ越えて下り着いた鞍部が石間峠。休憩舎、トイレなどがあり、立派な舗装道路が通じている。ここまで車で来たら山頂は目の前である。
峠から城峰山ピークへは公園の遊歩道を行く気分で、10分そこそこだった。
電波中継施設が展望台も兼ねていて、そこに登ると360度のパノラマが広がっていた。
赤久縄山・御荷鉾山など西上州から秩父、奥武蔵の山々、両神山、雲取山、和名倉山、武甲山、筑波山、八ヶ岳、奥秩父、浅間山、鼻曲山、榛名山など多くの馴染みの山々が確認できた。北部の赤城、武尊、谷川岳方面は雲がからんでいたのが惜しまれた。
一等三角点標石を確認し、同じ道を西門平へと下った。


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