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関東百山関東百名山 秩父御岳山=ちちぶおんたけさん(1081m
登頂年月 1991.10.27 天候 晴れ 職場ハイキング 電車 3等三角点
西部秩父駅==タクシー==落合普寛神社(10.45)−−−御岳山(12.10-13.40)−−−強石(15.00)−−−強石バス停(15.20)−−−三峰口駅(15.45)

秩父御岳山
日本百名山達成の一服感もあって、職場のハイキング同好会山行に参加してみた。
自宅から池袋駅へ。飯能で乗り換えて西武秩父駅まで3時間以上。西武秩父駅でメンバーと合流する。総勢は15名、 トイレに行く人や何やらぐずぐずしていて、タクシー乗り場に並ぶまでにかなりの時間を要し、列の最後尾に並んだ。ピクニック程度のハイキングだからまあいいが、山行の基本的なルールやモラル等について身についていない、このようなグループでは山らしい山へ行くのはちょっと無理だろう。ストレスが溜まってくる。
登山口の落合に着いたのが10時45分。

普寛神社前から登山道に入る。登山道は王滝沢をからむように登っている。普寛というのは木曽御岳山を開いた行者だという。
沢に付いたり離れたりして行くが、やがて沢を離れて杉植林の斜面の登りとなる。勾配はかなりきつい。1時間15分程かけて500メートルの高度を稼いで尾根に登り着いた。痩せた尾根を東に急登すると御岳神社の小社と鳥居の山頂だった。

狭い山頂は雑木に遮られて眺望はきかない。山頂から東に少し下った切り開きで昼食にする。ここは武甲山や三峰山の山稜が眺められる。雑木の間からは両神山がうかがえた。
最後尾が到着したのはわれわれから1時間以上も遅かった。
にわか雨がパラパラと落ちて来た。最後尾の食事の済むのを待って下山にかかる。かなり下ってから当初予定のコースでないことに気付く。リーダーは全然気付いていない。ここで私の出番となる。戻る方が時間がかかりそうなので、地図で現在地を確かめ、そこからの下山ルートをリーダーに教えて予定外のルートを下ることにした。

列は再び長く延びて、前後の状況もわからぬまま各自勝手なペ ースで歩いて強石集落まで下り、このあと自動車道を三峰口駅まで歩いた。
何とも頼りない職場ハイキングだった。


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