kanto-046 「山岳巡礼」のトップへ戻る 関東百山・関東百名山一覧表へ戻る
登頂年月 1994.01.31 | 天候 快晴 | 単独 | 電車 | 3等三角点 | |||
相模湖駅==バス==石老山入口(8.30)−−−石老山(9.50-10.00)−−−大明神(10.25)−−−ピクニックランド前(10.50)==バス==相模湖駅 | |||||||
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新宿駅発6時台と7時台の普通甲府行の列車が廃止となり、立川か高尾で乗り換えなくてはならず、不便になった。 登山口は相模湖駅から三ケ木行のバスに乗って『石老山登山口』下車。車内はピクニックランドへ行く中学生で満員の混雑だった。 舗装道路から離れて集落の細道に入り、雪の踏み心地を楽しみながら適当に道を選んで緩い登りを行くと、幽遠な木立の中に顕鏡寺があった。石段を上ると寺院の裏から石老山への山道となり、雪も深くなってきた。 足元に目を落として歩いて行くと、犬が脇を走り抜けた。犬はそのまま私を見て立ち止まっている。パンを与えると手渡しで食べたが、 頭に手を触れようとすると、さっと遠ざかってしまう。首輪がついているから、下の集落の飼い犬だろう。どこまでもついてくる。 一人追い越して石老山山頂に着くと、ここにも先着が二人いた。山頂は20センチほどの雪が積もっていた。正面に大室山、それに重なって純白の富士山が聳える。 犬に残りのパンを与え、富士山をスケッチしてから大明神経由のコー スで帰途についた。 北側の斜面はさらさらの雪。足跡のないところを選んで雪遊びでもする気分で歩く。北に奥秩父の連なりが望見されるが、その先は雪雲に閉ざされていた。 ピクニックランド前まで快足を飛ばして下った。 |