kanto-058 「山岳巡礼」のトップへ戻る 関東百山・関東百名山一覧表へ戻る
登頂年月 1988.02.07 | 天候 晴れ | 単独 | 電車 | 川苔山二等三角点 本仁田三等三角点 |
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奥多摩駅(7.50)−−−本仁田山(9.30)−−−コブタカ分岐(9.45)−−−大ダワ(9.55)−−−舟井戸(1.30)−−−川苔山(10.50-11.05)−−−横ケ谷平(11.15)−−−獅子口小屋跡(11.32)−−−奥茶屋(12.42)−−−川井駅(13.25) | |||||||
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水溜まりが凍りつく家並を抜け、川苔山に向けて出発する。30分ほど歩いて最後の集落も過ぎ、本仁田山への登山道に取りつく頃には、体も温まってきた。 大休場尾根への山腹の登りはかなりきつい。急登高のアルバイトを一気に消化して、尾根に飛び出した途端いきなり寒風が汗に濡れた体を突き刺してきた。 ひと息入れる間もなく本仁田山への尾根道をたどって行く。本仁田山頂まで一人のハイカーにも会わなかった。山頂での眺望はほとんどきかない。 5分程の小休止だけですぐに出発する。 いったん急下降したあと、よく整備された道を川苔山めざしてハイピッチで歩を運ぶ。この 辺りでようやく2、3人の登山者に出会った。。高度が上がるにつれて大岳山を始めとする奥多摩の山々が見えてきた。 川苔山へは登山道が何本も入り乱れてつけられている。舟井戸あたりからも、幾筋もの道が交錯している。南向きの明るい雑木の林が斜面に広がっていて気持ちいい。 予定時間よりはるかに早く東の肩に出る。背稜を南北に分ける肩は、冷たい北風が樹林の梢を越えて吹き上げていて、寒さでじっとしていられない。目前の川苔の山頂へはひと登りで到着。 山頂からは奥多摩、丹沢、富士山がよく見える。景観を楽しみ、記念写真を撮って南側の陽だまりに腰を下ろして昼食にする。 山頂を一旦下ってから、曲ヶ谷北峰へ小さく登り返す。あとは急下降を続けて、獅子口小屋跡まで下れば大丹波川の沢沿いの道となる。清流を右岸、左岸と何度も渡り返し、わさび田の脇を過ぎ、徐々に水流も増えて空が広く見えるようになると車道に飛び出した。 車道を走るようにして川井駅へ直行した。 |