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 関東百名山 妙法ケ岳=みょうほうがたけ(1329m)  
2004.02.20 天候 快晴 単独 マイカー 三角点なし
三峰神社ビジターセンター駐車場(10.15)−−−雲取山コース分岐(10.35)−−−妙法ケ岳(11.05-11.10)−−−駐車場(11.45)

関東百山、関東百名山を主に、埼玉県へ2日間の予定で出かけた。候補7座は
埼玉県北西部にかたまっているような気がしたが、それぞれ車での移動に
けっこう時間がかかった。7座全部を登るのは無理かと思ったが、
結局全部登ることができた。

≪笠山・堂平山・大持山・武川岳・蕨山・妙法ケ岳・父不見山≫

妙法ケ岳山頂の奥宮
蕨山の早朝登山を順調に終り、次の妙法ケ岳へ向かった。
名栗村名郷から秩父市経由、三峰神社ビジターセンター駐車場まで1時間20分のドライブだった。
駐車場場からの和名倉山(白石山)の姿に見とれる間も惜しんで妙法ケ岳へ出発する。  9年前、1995年2月中旬に三峰ケーブル下から三峰神社〜雲取山へと歩いたことがある。その記憶がまだ残っていた。

駐車場からは登山道というより、妙法ケ岳山頂にある奥宮への参拝道として手入の行き届いた良い道だ。少し歩くと鳥居のところに登山届のポストがある。備え付けの用紙に記入して先へ進む。雪は踏み固められて登山者の多いことを物語っている。
次の鳥居の分岐で、雲取山へ向かう登山道を見送り、妙法ケ岳へは左手へUターンして登って行く。樹林の中の道は凍結している。足場を選びながらひと登りすると尾根上に出る。樹間から妙法ケ岳のピークも間近にうかがえる。遥拝所という雰囲気だ。
トラバース気味に雪の平坦道を行くと霧藻ケ峰との分岐に四阿屋が建っている。トラバースの途中からは、たなびく霞にぼんやりとした雪嶺が、遥か遠くに望見されたが、日光、赤城方面だろうか。

分岐からは痩せ気味の尾根をたどり、最後に急な石段を登ると山頂である。
標高差は約300メートル、50分の登りだった。狭い山頂いっぱいに三峰神社奥宮が占めている。ぽかぽかした陽射しの下で奥秩父、奥多摩方面の展望に目をやる。とりわけ和名倉山の大きさが際だっていた。
時間的にはあと一山登ることが可能だ。急いで山頂をあとにした。


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